法律学演習Ⅱ
担当者天日 隆彦教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

歴史認識問題は今日、日本の政治外交における重要なテーマの一つとなっている。演習では、歴史をめぐって多様な見方があることを理解し、幅広い教養と倫理観を身につける。今年度は、日米開戦に至るプロセスと歴史認識問題をめぐる最近の新聞報道に重点を置きたい。

授業の到達目標

①歴史認識問題に関する基礎知識を修得する。
②歴史認識問題について、バランスのとれた判断力を修得し、自分の考えを論理的に説明できる。

成績評価の方法および基準

期末レポート60%、授業への参加態度(発表及び討論)40%。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『日本の運命を変えた七つの決断』猪木正道著文藝春秋
参考文献『「歴史認識」を問う』天日隆彦著晃洋書房

準備学修の内容

各回の報告担当者は、発表に向けた準備(調査、パワーポイント作成)を行う。担当者以外の学生は、教科書や配布資料の指定箇所を事前に読み、論点・疑問点を整理しておく。
日頃から、歴史認識問題に関する新聞記事に目を通しておくこと。

その他履修上の注意事項

授業中の私語など迷惑になる行為は厳禁する。

授業内容

授業内容
第1回演習全体の見取り図、成績評価の方法の説明、発表者の割り当てなど
第2回教員による説明(時事問題)
第3回発表、討論(時事問題1)
第4回発表、討論(時事問題2)
第5回発表、討論(時事問題3)
第6回発表、討論(時事問題4)
第7回発表、討論(教科書・第六の決断1)
第8回発表、討論(教科書・第六の決断2)
第9回発表、討論(教科書・第七の決断1)
第10回発表、討論(教科書・第七の決断2)
第11回発表、討論(教科書・第七の決断3)
第12回発表、討論(教科書・むすび、あとがき)
第13回発表、討論(時事問題5)
第14回知識の整理(オンライン)
第15回全体のまとめ