法律学演習Ⅰ
担当者天日 隆彦教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングSEM-301

授業の概要(ねらい)

歴史認識問題は今日、日本の政治外交における重要なテーマの一つとなっている。演習では、歴史をめぐっては多様な見方があることを理解し、幅広い教養と倫理観を身につける。今年度は日米開戦に至る道筋、及び最近の歴史認識問題をめぐる新聞報道に重点を置きたい。

授業の到達目標

①歴史認識問題に関する基礎知識を修得する。
②歴史認識問題に関して、バランスのとれた判断力を修得し、自分自身の考えを論理的に説明できる。

成績評価の方法および基準

期末レポート60%、授業への参加態度(発表及び討論)40%。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『日本の運命を変えた七つの決断』猪木正道著文藝春秋
参考文献『歴史認識を問う』天日隆彦著晃洋書房

準備学修の内容

各回の報告担当者は、発表に向けた準備(調査、パワーポイント作成)を行う。担当者以外の学生は、教科書や配布資料の指定箇所を事前に読み、論点・疑問点を整理しておく。
日頃から、歴史認識問題に関する新聞記事に目を通しておくこと。

その他履修上の注意事項

授業中の私語など迷惑となる行為は厳禁する。

授業内容

授業内容
第1回演習全体の見取り図、成績評価の方法の説明、自己紹介、発表者の割り当てなど。
第2回教員による説明(教科書序論・決断の背景)
第3回発表、討論(教科書・第一の決断)
第4回発表、討論(時事問題1)
第5回発表、討論(教科書・第二の決断)
第6回発表、討論(時事問題2)
第7回発表、討論(教科書・第三の決断)
第8回発表、討論(時事問題3)
第9回発表、討論(教科書・第四の決断)
第10回知識の整理(オンライン)
第11回発表・討論(時事問題4)
第12回発表、討論(教科書・第五の決断1)
第13回発表、討論(教科書・第五の決断2)
第14回発表、討論(教科書・第五の決断3)
第15回全体のまとめ