教育学Ⅱ
担当者森  玲奈教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングEDU-102

授業の概要(ねらい)

参加型体験学習の新しい様式として注目されているワークショップに関して理解を深める授業です。
今年度は、大学周辺地域の物語(日常的エピソードや歴史等)を在住の高齢者から収集し、それを自分たちで演劇にしていくワークショップの企画・運営・評価するプロジェクトを進めます。

『教育学Ⅰ』と関連が深いですが、発展的な内容を扱います。そのため、連続履修を歓迎します。受講者は20名までで履修にあたっては第1回目でガイダンスに参加することを必須とします。履修者が定員を越えた場合は抽選を行います。教育学Iからの連続履修者を優先的に受け容れます。

本授業は、科研費基盤C 「大学生と高齢者が共に学ぶ学習プログラムの開発と評価」として行います。参加者の方には、アンケートやインタビュー、発話記録等、研究への協力をお願いします。可能な方のみ履修するようにしてください。

授業の到達目標

学生は、ワークショップデザインについて実践的に理解する。
学生は、ワークショップにおける学習について考察を深める。

成績評価の方法および基準

授業時の中間課題(30%) 
報告会の発表内容(30%)
最終個人レポート(30%)
オンライン課題(10%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『「ドキュメンタリー演劇」の挑戦』松井かおり他 成文堂

準備学修の内容

授業のための小課題が随時、出ます。
ループワークでは、授業時間外のミーティングを必要とする場合があります。

その他履修上の注意事項

皆さんの主体的な参与を期待しています。個人での課題の他に、ペアワークやグループワークを多く導入します。責任感を持ってグループワークができる方のみ受け容れます。ガイダンス(第1回)、ゲストとの対話(第5・6回)、公演(第13回)、反省会(第14回)、報告会(第15回)の参加は、成績判定に関わるため原則必須です。教育実習等が重なる場合にも、この日程に関しては配慮することができませんのでご理解ください。
ガイダンス(第1回)、発表会(第14回)、報告会(第15回)以外の内容及び順番は、進捗により一部変更することがあります。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス、自己紹介、演劇のテーマを相談
第2回大学生同士のインタビュー
第3回インタビューした内容の劇化
第4回インタビューした内容の劇化
第5回ゲストとの対話
第6回ゲストとの対話
第7回インタビューした内容の劇化
第8回インタビューした内容の劇化
第9回授業のバックグラウンド講義(オンライン)
第10回テーマについての場面を並べてみる
第11回場面の作り直し
第12回どの順番で並べるか考える(1)
第13回どの順番で並べるか考える(2)
第14回公演
第15回ふりかえり