担当者 | 周 雨霏教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | HSG-101 |
本講義では、前近代の朝貢体制の崩壊から1945年までの東アジア国際政治の形成と展開を概観し、経済・社会史及び文化・思想史からの視点を取り入れながら、主要な歴史事象とその背景を解説する。
第一に、19世紀半ば以降の東アジア政治史の展開について通史的な知識を獲得できる。
第二に、「一国史」的歴史観の限界を超えて、歴史的な出来事を複眼的に捉える感覚を身につけるようになる。
授業への参加姿勢(30% コメントシートを配布し、ご質問やご感想をご記入いただきます)
プレゼンテーション(30% 履修者が多い場合、グループ分けして研究発表を行います)
期末レポート(40%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 教科書は指定しません。プリントを配布します。 | ||
参考文献 | 東アジア近現代史〔新版〕 | 上原一慶・桐山昇・高橋孝助・林哲 | 有斐閣 |
参考文献 | 東アジア近現代通史(上) | 和田春樹・後藤乾一・木畑洋一・山室信一・趙景達・中野聡・川島真 | 岩波書店 |
参考文献 | The Wars for Asia, 1911-1949. | S. C. M. Paine | Cambridge University Press |
各回の授業で使用する資料は、授業の1週間前までに公開します。資料を読み、内容を理解するとともに、疑問点などを明らかにしておいてください。
図書館を積極的に利用してください。
「外国史I」と「外国史II」を続けて履修することをおすすめします。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス:教員の自己紹介・授業概要説明 |
第2回 | 19世紀の東アジアと「華夷秩序」 |
第3回 | 「西洋の衝撃」と東アジアの変容:開港と産業革命 |
第4回 | 「西洋の衝撃」と東アジアの変容:立憲構想と立憲運動 |
第5回 | 「西洋の衝撃」と東アジアの変容:学問と知識の近代化 |
第6回 | 日清戦争から日露戦争へ |
第7回 | 台湾と朝鮮の植民地化 |
第8回 | 第一次世界大戦と東アジア |
第9回 | ロシア革命と東アジアの共産主義思想・運動 |
第10回 | 世界恐慌から満州事変へ |
第11回 | アジア・太平洋戦争:勃発と経過 |
第12回 | アジア・太平洋戦争:銃後の動員 |
第13回 | アジア・太平洋戦争:戦時期の思想 |
第14回 | 履修者によるテーマ報告(オンライン授業) |
第15回 | まとめ(総括) |