現代社会論Ⅱ
担当者浦野 慶子教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSOC-104

授業の概要(ねらい)

私たちの生きる現代社会はどのような社会であると考えますか?みなさんが生まれた時代と比較して、現在の日本社会はどのように変わったと考えますか?この講義では、現代社会の構造とその実態を把握するための理論と分析手法を説明したうえで、各種データおよび各種作品をもとにポスト青年期における社会意識と社会行動の変容を分析し、現代社会のあり方を討議します。

授業の到達目標

1)現代社会の構造を把握するための理論と分析手法を理解し、説明できる。
2)理論と分析手法を使って、現代社会でおきている問題や課題を発見できる。
3)現代社会の問題に対して、自分の意見を表明し、他者を意見を交換できる。
4)現代社会の問題を解決するためには、行政、教育機関、地域、家族がどのような取り組みをするべきか、社会学的知識に基づいた自分の意見を説明できる。
5)グローバル社会において、多様な価値観などを尊重しながら積極的に交流できる。

成績評価の方法および基準

授業時間の最後10~15分程度で、論述メソッドに基づいて書くリアクションペーパー(20%)と試験の成績(80%)で評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書多摩学帝京大学文学部社会学科『多摩学』執筆委員会学文社
参考文献

準備学修の内容

・各種データや各種作品を用いて、現代社会の構造と特徴について自分の考えをまとめる。
・多摩地域をモチーフにした作品を3作品以上調べ、現代社会の特徴についての自分の意見をまとめる。

その他履修上の注意事項

基本的には講義形式をとりますが、受講生との双方向の対話を重視しているため、授業中にみなさんの意見や考えを求めることがありますので、積極的に応答してください。また、共に学び合うことも重視しているため、授業中に課すリアクションペーパーの内容は、個人情報を除き、授業中に取り上げることがありますので、承知しておいてください。パソコンによるノートテイクを希望する場合には、事前に相談してください。プリントを配布するため、A4サイズのファイル等を持参してください。

授業内容

授業内容
第1回過去の事象が現代社会に及ぼした影響について考察し、討議する(1)
第2回過去の事象が現代社会に及ぼした影響について考察し、討議する(2)
第3回現代社会におけるコミュニケーションの特徴と問題について考察し、討議する(1)
第4回現代社会におけるコミュニケーションの特徴と問題について考察し、討議する(2)
第5回現代社会におけるコミュニケーションの問題と改善策について考察し、討議する(1)
第6回現代社会におけるコミュニケーションの問題と改善策について考察し、討議する(2)
第7回自分の意見を説明し、積極的に交流する
学修到達度の中間確認をする
第8回グローバル社会における文化的な事象について考察する(1)
第9回グローバル社会における文化的な事象について考察する(2)
第10回現代社会の事象について自分の意見をまとめ、討議する(1)
第11回現代社会の事象について自分の意見をまとめ、討議する(2)
第12回現代社会の事象について自分の意見をまとめ、討議する(3)
第13回学修到達度の確認をする
第14回全体のまとめをする
第15回現代社会の構造と特徴について自分の考えをまとめる練習をする
現代社会に生きる自分の今後の行動目標を立てる