担当者 | 伊藤 寛了教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | ARS-106 |
中東は民族的にも、宗教的にも多様性に満ちた地域です。それがこの地域を学ぶ面白さでもあり、難しさでもあります。この授業では、歴史的経緯も踏まえながら、そのような多様性をもつ中東の各国情勢や地域的な課題、社会・文化的な特徴について学びます。
春期開講の「世界の情勢(中東)I」で取り上げた内容を踏まえつつ、各国情勢として「イスラエル」 「イラク」「シリア」「レバノン 」を取り上げます。その上で、中東地域が抱える「難民問題」や「宗派対立」などについても学びます。これらの学習を通じて、中東に関する基本的な知識を身につけ、中東各国の特徴や課題について理解し説明できるようになることを目指します。
(1)中東に関する基本的な知識を身につける。
(2)中東各国の特徴や課題について理解し説明することができる。
(1)リアクション・ペーパーを含む平常点:45点
(2)期末試験(またはレポート):55点
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特に指定しません | ||
参考文献 | 『<中東>の考え方』 (講談社現代新書) | 酒井啓子(2010) | 講談社 |
参考文献 | 『中東政治入門』(ちくま新書) | 末近浩太(2020) | 筑摩書房 |
参考文献 | 『イスラームとは何か〜その宗教・社会・文化』(講談社現代新書) | 小杉泰(1994) | 講談社 |
参考文献 | その他の参考文献は授業中に適宜紹介します。 |
各回の授業内容について図書館やインターネット、新聞などで調べるよう心がけてください(授業の理解度が違ってきま す)。
・前期開講の「世界の情勢(中東)I」を履修していることが望ましい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス・イントロダクション |
第2回 | 中東現代史① |
第3回 | 中東現代史② |
第4回 | 各国情勢:イスラエル |
第5回 | 各国情勢:イラク |
第6回 | 各国情勢:シリア |
第7回 | 各国情勢:レバノン |
第8回 | 中東が抱える課題①:パレスチナ問題 |
第9回 | 中東が抱える課題②:スンナ派とシーア派 |
第10回 | 中東が抱える課題③-1:難民問題① |
第11回 | 中東が抱える課題③-2:難民問題② |
第12回 | アラブの春 |
第13回 | 中東をめぐる国際関係 |
第14回 | 日本と中東(オンライン授業) |
第15回 | 授業総括 |