担当者 | 伊藤 寛了教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | ARS-105 |
中東は民族的にも、宗教的にも多様性に満ちた地域です。それがこの地域を学ぶ面白さでもあり、難しさでもあります。この授業では、歴史的経緯も踏まえながら、そのような多様性をもつ中東の各国情勢や地域的な課題、社会・文化的な特徴について学びます。
具体的には、中東史の大まかな流れや中東の三大宗教であるユダヤ教・キリスト教・イスラム教に関する基礎知識を学んだ上で、「トルコ」 「イラン」「エジプト」「サウジアラビア」の各国情勢を取り上げます。これらの学習を通じて、中東に関する基本的な知識を身につけ、中東各国の特徴や課題について理解し説明できるようになることを目指します。
(1)中東に関する基本的な知識を身につける。
(2)中東各国の特徴や課題について理解し説明することができる。
(3)中東に関するニュースや新聞記事を理解し説明することができる。
(1)リアクション・ペーパーを含む平常点:45点
(2)期末試験(またはレポート):55点
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 特に指定しません | ||
参考文献 | 『<中東>の考え方』 (講談社現代新書) | 酒井啓子(2010) | 講談社 |
参考文献 | 『中東政治入門』(ちくま新書) | 末近浩太(2020) | 筑摩書房 |
参考文献 | 『イスラームとは何か〜その宗教・社会・文化』(講談社現代新書) | 小杉泰(1994) | 講談社 |
参考文献 | その他の参考文献は授業中に適宜紹介します。 |
各回の授業内容について図書館やインターネット、新聞などで調べるよう心がけてください(授業の理解度が深まります)。
・後期に開講する「世界の情勢(中東)II」も合わせて履修することが望ましい。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | ガイダンス・イントロダクション |
第2回 | 中東史概説①:近代まで |
第3回 | 中東史概説②:第二次世界大戦まで |
第4回 | 中東史概説③:大戦後の中東 |
第5回 | 中東の宗教①:ユダヤ教・キリスト教 |
第6回 | 中東の宗教②:イスラム教 |
第7回 | 各国情勢:トルコ①(政治・経済) |
第8回 | 各国情勢:トルコ②(社会・文化) |
第9回 | 各国情勢:イラン①(政治・経済) |
第10回 | 各国情勢:イラン②(社会・文化) |
第11回 | 各国情勢:エジプト①(政治・経済) |
第12回 | 各国情勢:エジプト②(社会・文化) |
第13回 | 各国情勢:サウジアラビア①(政治・経済) |
第14回 | 各国情勢:サウジアラビア②(社会・文化)(オンライン授業) |
第15回 | 授業総括 |