| 担当者 | 大野 雅子教員紹介 | |
|---|---|---|
| 単位・開講先 | 選択 2単位 [教育文化学科] | |
| 科目ナンバリング | LIE-101 | |
この授業においては、ウィリアム・シェイクスピアの代表的な作品をいくつか取り上げ、テーマ、ストーリー、英語表現、英語のリズムに焦点を置いて講義を行う。シェイクスピアの英語は英語という言語の重要な一部である。その言葉の意味・イメージ・リズムを分析することによって、多様な英語表現と英語のリズムを身につけることを目的とする。英語を学ぶということは英文学を学ぶことである。英文学を読むことなく、洗練された表現や感情の機微を的確に表す英語を身につけることはできない。授業は部分的に英語で行う。日本語を介在せずに英語を理解する能力を増進するためである。学生の理解度を確認するために、毎回の授業後半で、説明した内容に関して質疑応答する、コメントを書く、プレゼンテーションを行うなどのアクティビティーを実施する。
1. 英文学の基礎的知識を修得する。
2. 文学を批評的観点から読むことによって思考力を養う。
3. 英語の速読力を身につける。
4. 英詩の韻律の分析方法を修得する。
5. 英語のリスニング力を増強する。
授業内発表 と授業内提出物60%、中間テスト20%、期末テスト20%
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | プリント配布 | ||
| 参考文献 | シェイクスピアの正体 | 河合祥一郎 | 新潮文庫 |
| 参考文献 | あらすじで読むシェイクスピア全作品 | 河合祥一郎 | 祥伝社新書 |
| 参考文献 | 新訳ロミオとジュリエット | 河合祥一郎訳 | 角川文庫 |
| 参考文献 | 新訳夏の夜の夢 | 河合祥一郎訳 | 角川文庫 |
| 参考文献 | 新訳ハムレット | 河合祥一郎訳 | 角川文庫 |
| 参考文献 | 新訳オセロー | 河合祥一郎訳 | 角川文庫 |
参考図書を各自購入または図書館で借りて読んでおくこと。
積極的に授業に参加することが重要である。15週間授業に参加したあとは英語力が確実に伸びていることを実感するであろう。
| 回 | 授業内容 |
|---|---|
| 第1回 | シェイクスピアの人生と作品の概要(1) |
| 第2回 | シェイクスピアの人生と作品の概要(2) |
| 第3回 | シェイクスピア『ロミオとジュリエット』(1)一目惚れ |
| 第4回 | シェイクスピア『ロミオとジュリエット』(2)バルコニーでの愛の誓い |
| 第5回 | シェイクスピア『ロミオとジュリエット』(3)二人の死 |
| 第6回 | シェイクスピア『夏の夜の夢』(1)2組のカップル |
| 第7回 | シェイクスピア『夏の夜の夢』(2)妖精 |
| 第8回 | シェイクスピア『夏の夜の夢』(3)恋の三色菫 |
| 第9回 | まとめと中間テスト |
| 第10回 | シェイクスピア『ハムレット』(1)生きるべきか死ぬべきか |
| 第11回 | シェイクスピア『ハムレット』(2)尼寺へ行け |
| 第12回 | シェイクスピア『ハムレット』(3)弱きもの、汝の名は女なり |
| 第13回 | シェイクスピア『オセロー』(1)ハンカチ |
| 第14回 | シェイクスピア『オセロー』(2)嫉妬 |
| 第15回 | まとめと期末テスト |