担当者 | 日暮 吉延教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [法律学科 2017年度以前] | |
科目ナンバリング | SEM-401 |
この演習は、政治学(日本政治・国際政治)を専門的に学ぶゼミです。 政治学の主な対象は「統治 governance」「権力関係」「国際関係」などですが、ふつうの人は、なにも政治家や官僚になるために政治学を学ぶわけではありません。 それでは、「政治学はいったい何の役に立つのか?」といえば、(1)問題解決の方法を発見する思考訓練となること、(2)組織や個人の意思決定を理解するツールになること、(3)人間や物事に対するリアルな見方ができるようになることです。
この演習では、「柔軟な発想」や「バランスのとれた解釈」というものを重視しながら、日本と外国の政治外交に関する良質な文献(基本的に隔年で歴史と理論に関するテキストを交互に選択)を読んで、さまざまな事象を検討したいと思います。また各自が社会科学の個別テーマを自由に選んで、プレゼンテーションを行い、ゼミ生全員で討論します。
授業の終盤では、学びのフィードバックとして、ディスカッション・ペーパー提出(第15回授業)と小テストを実施します。
ゼミで真剣に学べば、学力はもちろんのこと、自分の判断力、構想力も必ず向上します。
1)自主的に調査・研究を行い、その成果を口頭または文書で発表できる。
2)優れた研究成果・原典等に触れて、政治外交に関する豊かな知識を修得する。
3)複雑な事象を多角的かつ現実主義的に解釈する方法を修得する。
4)学問的リテラシーを向上させ、「自己表現」の技術を修得する。
毎回の授業への貢献度・討論(75%)、プレゼンテーション(10%)、ディスカッション・ペーパー(5%)、小テスト(10%)等を総合的に評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | テキストについては授業開始時に知らせます。 | ||
参考文献 | 『国際紛争』 | ジョセフ・ナイ・ジュニアほか | 有斐閣 |
参考文献 | 『世界地図の中で考える』 | 高坂正堯 | 新潮選書 |
参考文献 | 『職業としての政治』 | マックス・ウェーバー | 岩波文庫 |
・テキストの毎回の講読範囲について要点を自分自身でまとめておくこと。
・各自のプレゼンテーションについて、テーマの決定、調査・研究を日常的に進めること。
・日暮が担当する「外交史」「政治史(日本)」「国際関係論」を履修することが求められます。
・日常的にマス・メディア等を通じて時事的ニュースに触れ、社会的関心を高めることが重要です。
・演習に参加して学習する過程で、おのずと知的な情報量は増えます。だから「自分は政治や歴史についての知識がないから、ついていけない」などと心配する必要はありません。積極的な姿勢で参加してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 課題設定・分析の基本的方法を学ぶ |
第3回 | 報告と討論(1) |
第4回 | 報告と討論(2) |
第5回 | 報告と討論(3) |
第6回 | 報告と討論(4) |
第7回 | 報告と討論(5) |
第8回 | 報告と討論(6) |
第9回 | 報告と討論(7) |
第10回 | 報告と討論(8) |
第11回 | 報告と討論(9) |
第12回 | 報告と討論(10) (第15回オンライン授業に伴い、ディスカッション・ペーパーを提出) |
第13回 | 報告と討論(11):全員のディスカッション・ペーパーをふまえて討論 |
第14回 | 討論のまとめ、小テスト |
第15回 | オンライン授業(第12回授業と同時期に公開) |