担当者 | 大野 貴司教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
本演習の前半は、演習Ⅰで習得した経営戦略・起業戦略理論をベースにしてグループワークで実際のビジネスプランを作成し、学内のビジネスプランコンテストで報告することを目的とする。本演習の後半は各自で興味のある企業を選定し、経営戦略論の視点からその企業を分析し、その成果をプレゼンテーションすることを目的とする。
・実際の起業や事業活動、企業分析において必要となるデータや情報を収集し、他者に理解できるように整理して提示できるようになること。
・自らが考案したビジネスプラン、企業分析の成果を分かりやすく他者(グループのメンバーやビジネスプランコンテストの審査委員など)に説明できるプレゼンテーション力の習得。
・グループワークにより実現性の高いビジネスプランを提案できるようになること。その前提となるグループワークにおけるコミュニケーション力の習得。
・グループワークへの貢献度 50%
・完成したビジネスプランの内容 50%
で評価する。
60点以上を合格とする。
※ 遅刻、無断欠席は厳しく減点する。やむを得ず欠席する場合は、事前に大野に連絡すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | アントレプレナーシップ入門 | 忽那憲治・長谷川博和・高橋徳行・五十嵐伸吾・山田仁一郎 | 有斐閣 |
参考文献 | 1からの戦略論 | 嶋口充輝・内田和成・黒岩健一郎 | 碩学舎 |
参考文献 | 一橋MBA戦略分析ケースブック 事業創造編 | 沼上幹・加藤俊彦・一橋MBA戦略ワークショップ | 東洋経済新報社 |
事前学習:グループにて検討が必要な事項を明らかにし、必要な情報を収集しておくこと。
事後学習:グループの中で各自で宿題を出し合い、次週までにそれに取り組んでくること。
・前々年度、前年度はビジネスプランコンテスト開催数週間前までは居残り、早出が続いていたので、演習前後(特に10~11月前半)にはなるべく用事を入れないことが望ましい。
・経営戦略論Ⅰ・Ⅱを未履修の者は必ず履修すること(担当者は大野でなくても構わない)。
・経営戦略論Ⅰ・Ⅱが未開講の国際経済学科の学生は参考文献として挙げた書籍を必ず読むこと。
・余程のことがない限りは欠席しないこと。二度の欠席をした場合はS、Aは認定しない。
・オンライン授業の実施日については演習内で指示する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ビジネスプランのコンセプトの決定①(何を売るか?) |
第2回 | ビジネスプランのコンセプトの決定②(セグメンテーション) |
第3回 | ビジネスプランのコンセプトの決定③(ターゲッティング) |
第4回 | ビジネスプランのコンセプトの決定④(競合他社分析) |
第5回 | ビジネスプランのコンセプトの決定⑤(差別化と競争優位) |
第6回 | ビジネスプランのコンセプトの決定⑥(利益を生み出すためのビジネスモデル) |
第7回 | 収支計画の作成①(どこから収入を得るのかを考える) |
第8回 | 収支計画の作成②(前回の議論を踏まえたうえで具体的な収支計画を作成する) |
第9回 | ビジネスプランコンテスト本番を想定したリハーサル |
第10回 | 就職活動を見据えた企業分析①(業界構造分析) |
第11回 | 就職活動を見据えた企業分析②(基本戦略分析) |
第12回 | 就職活動を見据えた企業分析③(事業システム分析) |
第13回 | 就職活動を見据えた企業分析④(内部資源分析) |
第14回 | 就職活動を見据えた企業分析⑤(組織構造) |
第15回 | 受講者による企業分析の成果報告 |