担当者 | 黒木 彰子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | MAN-201 |
企業を取り巻く環境やビジネスや組織の大規模な変容が続くこれからの時代、経営の意思決定の巧拙が企業の命運を左右します。そして、マネジメントが強力になればなるほど、それを規律づけるガバナンスも強化する必要があります。
本講義では、2021年に再改訂が行われたコーポレートガバナンス・コードについて具体的に学習し、また後半では人的資本に焦点をあてながら、経営組織のあるべき姿について考えていきます。
・昨今のビジネス環境において、なぜガバナンスの強化が求められているかについて理解し、他者へ説明できる。
・コーポレートガバナンスの進化のポイントを理解し、他者へ説明できる。
・リーダーに求められる要件について理解し、他者へ説明できる。
授業への参画と貢献 30%、中間試験30%、期末試験40%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 各回の講義は、パワーポイントの資料に沿って進めます。資料は講義日の2日前までにLMSにアップしますので、各自ご用意ください。 | ||
教科書 | 『サステナブル経営とコーポレートガバナンスの進化』 | 松田千恵子 | 日経BP |
参考文献 | 『ビジョナリーカンパニー ZERO』 | ジム・コリンズ、ビル・ラジアー | 日経BP |
講義日の2日前までにパワーポイントをLMSにアップしますので、事前に資料に目を通して疑問点を整理しておいてください。
毎回必ず出席し、ノートをとることが必要です。 なお、第15回 オンライン講義の日程は、別途お知らせします。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | Ⅰ. これからのカギを握るコーポレートガバナンスの進化 1.はじめに 最近の状況はどうなっているか 2.ガバナンスを巡る法制はさらに進化する① |
第3回 | Ⅰ. これからのカギを握るコーポレートガバナンスの進化 2.ガバナンスを巡る法制はさらに進化する② |
第4回 | Ⅱ. プライム市場における高度なガバナンス 1.エクイティガバナンスの本格化が進む 2.東証市場改革が企業に与える影響 |
第5回 | Ⅱ. プライム市場における高度なガバナンス 3.資本市場は先を見ている |
第6回 | Ⅲ. モニタリング・ボードの実効性 1.コーポレートガバナンスは実効性の議論へ |
第7回 | Ⅲ. モニタリング・ボードの実効性 2.今後は指名委員会の働きがカギとなる |
第8回 | Ⅲ. モニタリング・ボードの実効性 3.業績連動報酬にはしたけれど・・・ |
第9回 | Ⅲ. モニタリング・ボードの実効性 4.監査の信頼性をどう担保するか |
第10回 | まとめと中間試験 |
第11回 | 人的資本経営① 人を動かすリーダーとは? |
第12回 | 人的資本経営② 価値創造のためのダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)とは? |
第13回 | 人的資本経営③ 働き方の変化~パンデミックを経験して |
第14回 | まとめと期末試験 |
第15回 | 人的資本経営④ 職場の「心理的安全性」を確保するためには?(オンライン講義) |