国際経済入門Ⅱ
担当者工藤 芽衣教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [経済学科]
科目ナンバリングECP-104

授業の概要(ねらい)

 この講義では、グローバル化をキーワードとしながら、国際経済が歴史的にどのように発展してきたのかを学びます。国際経済取引が拡大していく背景は時代ごとに異なります。国際取引が制限されていた時代もあれば、自由化が主流の時代もあり、また地域や国ごとに特徴が見られます。前半では、封建時代が終わって資本主義経済が飛躍的に拡大していった頃から第二次大戦前までの時期について取り上げます。後半では、第二次大戦後、戦後復興と国際経済の再構築の中で、各国がどのような政策を実施したのかを扱います。

授業の到達目標

 ①各時代の特徴を理解し、大きな流れを自分の言葉で説明できる。
 ②第二次大戦後の各国・各地域の経済政策の特徴を自分の言葉で説明できる。

成績評価の方法および基準

課題(40%)+最後のテスト(60%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書エコノミックスマイケル・グッドウィン著みすず書房
参考文献国際経済政策論新岡・板木・増岡編有斐閣
参考文献グローバル経済の歴史河﨑・村上・山本有斐閣
参考文献世界経済論:帰路に立つグローバリゼーション山本・鳥谷編著ミネルヴァ書房

準備学修の内容

予習・復習用に課される課題に取り組むこと

その他履修上の注意事項

 授業中に不要な私語を行わないことが大前提です。授業中の私語は他の受講者にとって大変迷惑な行為ですので、注意回数が多い場合には退室となります。

授業内容

授業内容
第1回導入(授業の概要)
第2回重商主義の時代
第3回パックス・ブリタニカの時代
第4回アメリカの台頭と世界大恐慌
第5回戦後経済:アメリカ
第6回戦後経済:ヨーロッパ
第7回戦後経済:アジア
第8回戦後経済:新興国
第9回第8回までの復習(オンデマンド)
第10回80年代以降の経済:アメリカ
第11回80年代以降の経済:ヨーロッパ
第12回80年代以降の経済:アジア
第13回80年代以降の経済:新興国
第14回現代の国際経済
第15回まとめとテスト