担当者 | 芦澤 清音教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [初等教育学科 こども教育コース] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
子どもの多様性の理解と、保育・教育等における共生をテーマとする。具体的には、発達障害、LGBTQ、虐待、貧困家庭、外国にルーツのある子どもなど、発達や環境を背景として、多様な困難を抱える子どもたちの理解と保育・教育現場での支援、及び、保護者支援をテーマに取り組む。ゼミでは、文献研究によって基礎的な知識を学ぶと同時に、フィールドワークを通して、実践的に学びを深めていく。授業方法としては、プレゼンテーション、ディスカッションを通して現場の事例などを共有し、困難を抱える子どもや保護者の理解を深め、支援について討論を通して学びを深める。授業では、関心領域によってグループに分かれ、共同で調査等を行い、発表とディスカッションを行う。4年生は、卒業研究として、自分のテーマを深め最終レポートの作成に向けて研究を進める。
・発達障害、虐待、LGBT、家庭の貧困、外国にルーツのある子どもの困難について理解する。
・多様な支援の領域を知り、理解を深める。
・資料の収集し、困難を抱える子どもの理解に対するプレゼンテーションに向けてグループワークを行うことができる。
・プレゼンテーションの仕方について話し合い、多様な発表の方法を企画・提案をすることができる。
・グループで支援現場へのフィールドワークを計画し、実施することができる。
資料作成と発表50%、グループワークなど授業への参加度50%で総合評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 多様性がいきるインクルーシブ保育 | 浜谷直人・芦澤清音・五十嵐元子・三山岳 | ミネルヴァ書房 |
参考文献 | 子ども理解で保育が変わるー困難を抱える子どもと育ちあうー | 芦澤清音・浜谷直人・野本千明 | 群青社 |
参考文献 |
プレゼンテーションに向けて、資料収集、発表資料の作成、フィールドワークの準備は、すべて授業外に行うものとする。
興味を持って主体的に取り組んでほしい。積極的にディスカッションに参加してもらいたい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション 授業の進め方について テーマごとのグループ分けを行う |
第2回 | 4年生の研究報告、及び、3年生の研究の進め方について |
第3回 | インクルーシブ保育の文献購読(LMS) |
第4回 | プレゼンテーションと討論(インクルージョンについて) |
第5回 | グループに分かれてフィールドワークの検討 |
第6回 | グループごとにフィールドワークの計画をたてる 。 |
第7回 | フィールドワークの準備、文献研究 |
第8回 | グループ発表の準備 |
第9回 | グループ発表① 障害など発達に困難のある子ども関わる保育・教育現場の実情と支援 |
第10回 | グループ発表② 虐待・マルトリートメントにかかわる現場 |
第11回 | グループ発表③ 貧困、LGBTQ 、外国にルーツのある子ども、保護者支援について |
第12回 | フィールドワークの実施 |
第13回 | フィールドワークについての発表(障害、外国にルーツのある子ども、LGBTに関する支援現場)と討論 |
第14回 | フィールドワークについての発表(虐待、保護者支援等にかかわる支援現場)と討論 |
第15回 | 今後の研究テーマと研究計画の発表 |