担当者 | 芦澤 清音教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [初等教育学科 こども教育コース] | |
科目ナンバリング | CHS-207 |
心身の発達と学習過程等で学んだ乳幼児期の子どもの発達に関する基礎知識を深め、保育における実践的理解へと広げていく。具体的には、保育現場の映像や保育事例を教材として、子どもの理解を深め、保育の在り方を学ぶ。学習方法としては、グループワークを中心に行い、意見交換や共同制作など、できるだけ実践的かつ体験的に学習を進める。たとえば、保育映像を記録しグループ討議を通して、子どもと保育者の行動の意味を考えるなど、子ども理解、保育理解深めていく。その理解をもとに、子どもの援助にかかわる具体的な方法について考える力を養う。
・子どもの発達と保育実践を結び付けて理解することができる。
・保育現場における子ども達の姿をイメージして、関わりや遊びを考えることができる。
・子ども理解にそって、多様な保育支援をを考えることができる。
・保育における多様な子どもの姿を理解している。
毎回の授業課題と中間レポート 60%、期末テスト40%とする
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 新・育ちあう乳幼児心理学 | 心理科学研究会[編] | 有斐閣コンパクト |
参考文献 | 『1,2歳児の自己肯定感の土台を育む』 | 芦澤清音・バオバブ霧が丘保育園 著 | ひとなる書房 |
参考文献 |
課題として出された保育事例を読み、授業に備える。
0歳から5歳児までの発達について、授業と教科書をもとに、子どもの発達の表を作成する。
授業での発表の準備を行う。
グループワークでは、積極的にコミュニケーションをとり協力して発表するなど、積極的に授業内の活動に参加する姿勢をもってもらいたい。
日頃から、乳幼児の姿に関心を持ち観察をしたり、保育事例に触れる機会を意識的に作るようにしてもらいたい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション 半期の授業の進め方を説明し、文献等の紹介を行う |
第2回 | ・3歳児の発達を確認する ・保育場面の映像(3歳児)を視聴し、子どもの姿から子どもの発達について考える |
第3回 | ・3歳児の発達と保育を考える ・保育場面の映像を視聴し(3歳児)、子どもの行動の意味を考え、グループワークを通して保育者の関わりについて討議する。 |
第4回 | ・0.1、2歳児の発達について学ぶ。愛着、自我の発達、人間関係など(オンライン) |
第5回 | ・保育事例から、子どもの行動の意味と保育者の関わりについて考える 0歳時の保育エピソードを題材にグループワークで話し合う① |
第6回 | ・保育事例から、子どもの行動の意味と保育者の関わりについて考える 1歳時の保育エピソードを題材にグループで話し合い、発表する。 |
第7回 | ・保育事例から、子どもの行動の意味と保育者の関わりについて考える 2歳時の保育エピソードを題材にグループで話し合い、発表する。 |
第8回 | ・保育事例から、子どもの行動の意味と保育者の意図と関わりについて考える 3歳時の保育エピソードを題材にグループで話し合い、発表する。 |
第9回 | 子どもの発達と保育の意味を考える:自己主張を受け止め、肯定感を育てる(保育現場の映像から学ぶ) グループワークを通して、保育者の役割を考え、発表する。 |
第10回 | 4歳児の発達を確認し、保育支援について学ぶ 保育映像を通して、4歳児の保育を考える。保育映像からエピソード記録をとる |
第11回 | 4歳児のエピソード記録をもとに、子どもの理解についてグループで話し合い、ミニ絵本を制作する。 |
第12回 | ミニ絵本を完成させ、発表し、共有する。 |
第13回 | 5歳児の発達を確認し、支援について学ぶ、小学校への移行を考える(就学前後の子どもたちの姿を学ぶ) 保育映像を通して、5歳児の保育を考える。保育映像からエピソード記録をとる |
第14回 | 障害など困難を抱えた子どもの理解と保育について事例等をもとに理解を深める |
第15回 | まとめ とテスト |