地域メディア演習Ⅱ
担当者天日 隆彦教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [政治学科]
科目ナンバリングSEM-304

授業の概要(ねらい)

本演習は、地域メディアについての基本的知識を修得し、地域社会においてメディアが果たす役割について理解を深めることをねらいとする。実際に記事を読み、あるいは映像を視聴することを通して報道の論点を把握し、地域の問題解決の道筋を見出すことを目指す。報道のプロセスについて理解を深め、メディアリテラシーの向上をはかる。授業は発表とグループ討論を中心に進める。

授業の到達目標

①地域メディアの役割を説明することが出来る。
②報道の論点を正確に把握することが出来る。
③地域が抱える諸問題について考察し、解決の指針を見出していくことが出来る。

成績評価の方法および基準

レポート60%、授業への参加態度(発表及び討論)40%。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『民主主義は支えられることを求めている!』瀬川至朗編著早稲田大学出版部
参考文献『ジャーナリズムは歴史の第一稿である。』瀬川至朗編著成文堂

準備学修の内容

各回の報告担当者は発表に向けた準備(調査、パワーポイント作成)を行う。担当者以外の学生は、教科書や配布資料を事前に読み、論点・疑問点を整理しておく。

その他履修上の注意事項

日頃から新聞記事によく目を通しておくことが望まれる。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション、発表者の割り当て
第2回匿名報道・実名報道を考える(討論)
第3回警察と暴力団、癒着の闇に迫る(討論)
第4回移民ネグレクト大国・日本(発表、討論)
第5回「冤罪」を解く報道とは(発表、討論)
第6回「沖縄戦」で次の戦争を止める(発表、討論)
第7回取材は愛(発表、討論)
第8回音声メディアの可能性(発表、討論)
第9回連載「サクラエビ異変」の取り組み(発表、討論)
第10回精神障害者と共生する社会を目指して(発表、討論)
第11回地方の視点と地方紙の立脚点(発表、討論)
第12回最近の新聞協会賞から(1)
第13回最近の新聞協会賞から(2)
第14回知識の整理(オンライン)
第15回全体のまとめ