担当者 | 木下 浩一教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [社会学科] | |
科目ナンバリング | SOC-216 |
◯◯社会学といった呼称を、連字符社会学と呼ぶことがあります。本講が論じる政治社会学は、政治学と社会学にまたがった領域といえますが、あくまで社会学として論じていきます。
「政治」の定義はひとまずおくとして、本講では、個人に外在する「政治」が、われわれにどのような影響を及ぼすのか。われわれは「政治」に、どのような影響を与えうるのか。政治的コミュニケーションにおいて、メディアはどのように関わるのか。そのような問題を、ともに考えます。
本講では一部、ペアワークなどを行います。他の参加者とも意見や考えを共有しましょう。
*新型コロナ・ウイルスの状況によって、内容を変更する場合があります。コロナ禍が維持・拡大の場合、コロナ関連の政治・社会状況を論じていきます。
*本講義は対面を想定していますが、新型コロナ・ウイルスの状況によっては、オンラインとなる可能性があります。
1)政治と社会の基礎的な事項について、説明することができる。
2)さまざまな「政治」を、われわれ個人や社会との関連のなかで捉えることができる。
期末レポート(60%)と課題提出(40%)をもって評価する。
課題提出は、LMSの「掲示板」を使用する予定である。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | *教科書は特に指定しない。 | ||
参考文献 | 『ジャーナリズムの政治社会学』 | 伊藤高史 | 世界思想社、2010年 |
参考文献 | 『政治社会学』 | 加藤秀治郎・岩渕美克 、他 | 一藝社、2013年 |
▼授業では新聞記事を多用します。新聞記事や授業の内容から、1)興味関心を広げ、2)関心を絞り込み、3)特定の事例について調べ、4)再び受講してください。
▼毎週、1)から4)を繰り返し、2回の試験に臨んでください。リアクションペーパーやペアワークについても、同様です。
▼後期に「政治社会学Ⅱ」を履修することが望ましい。
▼アクチュアルな時事問題を積極的に取り入れていきます。そのため、シラバス上の授業内容と相前後する場合があります。
▼この科目は今般の情勢に対応して履修者の制限をする可能性があります。履修登録にあたっては大学のホームページの<インフォメーション>で関連情報を確認してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス、イントロダクション |
第2回 | 政治に関する一般的理解①:何が、どう問題なのか |
第3回 | 政治に関する一般的理解②:右翼と左翼、 保守と革新 |
第4回 | 政治に関する一般的理解③:民主主義は最善か |
第5回 | 政治に関する一般的理解④:日米欧の文化・政治の違い |
第6回 | 政治権力、支配、正当性 |
第7回 | 政治思想とイデオロギー |
第8回 | 前半のまとめ |
第9回 | 時事問題①(中間試験を実施する可能性があります) |
第10回 | 世論形成と投票行動 |
第11回 | 政党・圧力団体・社会運動:政治における市民 |
第12回 | 時事問題② |
第13回 | 時事問題③ |
第14回 | 質疑応答とペアワーク |
第15回 | まとめ |