担当者 | 大田 浩司教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)] | |
科目ナンバリング | SEM-402 |
共通テーマを「ドイツ語圏における想起の文化」とします。個人や集団は自分自身の特定の関心に従って過去の記憶を構成し、その記憶を介して自身のアイデンティティを形作っています。個人と集団の記憶は、本、映画、記念碑、建築、美術館、博物館といった様々なメディアの中に現れています。この授業ではドイツ語圏の文化と歴史に記憶と言う観点からアプローチします。前期授業の前半では、共通テーマについてのグループ発表を行ってもらいます。後半では、ドイツ語圏の文化や社会について自分自身が興味をもっているトピックで自由に研究テーマを設定し、個人発表を行ってもらいます。各回の発表担当者は自分自身の研究テーマに関する情報を収集・整理し、ハンドアウトを作成の上、パワーポイントを使って研究発表を行います。研究発表の後は参加者全員による議論の時間を設けます。
①自分の興味のあるテーマについて文献やインターネットを駆使して情報収集できる。
②論理的で分かりやすく、また他者の興味を喚起するような口頭発表ができる。
③情報を引き出すために的確な質問ができる。
④引用・参照と出典のルールを守り、客観的な根拠に基づきながら自分の主張を論証するレポートを作成できる。
学期末レポート(30%)、研究発表(40%)、授業の出席と質疑応答への積極的参加(30%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『ドイツ文化55のキーワード』 | 宮田眞治ほか | ミネルヴァ書房 |
参考文献 | 『過去の克服―ヒトラー後のドイツ』 | 石田勇治 | 白水社 |
参考文献 | 『記念碑に刻まれたドイツ―戦争・革命・統一』 | 松本彰 | 東京大学出版会 |
参考文献 | 『想起の空間―文化的記憶の形態と変遷』 | アライダ・アスマン(安川晴基訳) | 水声社 |
各回の口頭発表の担当者には相応の準備が求められます。
質疑応答での発言をもって出席と認めますので、単位取得のためには授業への積極的参加が不可欠であるということを銘記してください。なお第14回目の授業はオンライン(LMSによるオンデマンド形式)で行いますので、注意してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション(授業の進め方と今学期のスケジュールについての説明。共通テーマについての解説。) |
第2回 | 共通テーマについてのディスカッションとディベート。 |
第3回 | 共通テーマについてのグループ発表。受講者全員によるディスカッション。 |
第4回 | 共通テーマについてのグループ発表。受講者全員によるディスカッション。 |
第5回 | 共通テーマについてのディスカッションとディベート |
第6回 | 映画『ショア―』の鑑賞とディスカッション。 |
第7回 | 個人研究発表。受講者全員によるディスカッション。 |
第8回 | 個人研究発表。受講者全員によるディスカッション。 |
第9回 | 個人研究発表。受講者全員によるディスカッション。 |
第10回 | 個人研究発表。受講者全員によるディスカッション。 |
第11回 | 個人研究発表。受講者全員によるディスカッション。 |
第12回 | 個人研究発表。受講者全員によるディスカッション。 |
第13回 | 個人研究発表。受講者全員によるディスカッション。 |
第14回 | 【オンライン授業】ドイツ語圏における想起の文化 |
第15回 | 今学期のまとめ。期末レポート提出とピアレビュー。 |