担当者 | 権 赫麟教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [観光経営学科] | |
科目ナンバリング | CUA-201 |
文化人類学は、文化のあり方が必ずしも普遍的なものではないという可能性とともに、現在の文化が構築されるまでの必然性を考える学問です。そして、そうした文化人類学のまなざしは、文化的背景の異なる人々との出会いにおける多様で複雑な問題を理解する上で有効な視座を提供してくれます。本講義では、文化現象としての観光の本質を適切に把握する上で学習が要求される文化人類学の基本的な理論を学び、観光がもたらす様々な効果と影響を文化人類学の観点から考察していきます。
・文化人類学に対する基本的な知識を習得すること
・観光と文化の関係に対する自分の価値観を形成すること
・現代観光が地域社会に与える文化的な影響について理解を得ること
平常点20%、中間試験20%、期末試験60%を原則とします。
授業への積極的な参加は平常点として成績に反映されます。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
多様な観光現象を文化的な観点から見つめる習慣を身につけるように努力すること
観光人類学Iと観光人類学II両方の履修が望ましいです。
授業中の私語及び雑談は禁止とします。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション:観光人類学とは |
第2回 | 「文化」を考えるー人類学の視座の理解 |
第3回 | 文化人類学のテーマ①:セックスとジェンダー |
第4回 | 文化人類学のテーマ②:宗教と科学 |
第5回 | 文化人類学のテーマ③:観光人類学のまなざし |
第6回 | 中間まとめと中間試験 |
第7回 | 観光現象の概念と属性ー文化の観点から |
第8回 | 観光の社会文化的影響①:観光の効果と影響 |
第9回 | 観光の社会文化的影響②:肯定的な波及効果を中心に |
第10回 | 観光の社会文化的影響③:否定的な波及効果を中心に |
第11回 | 事例研究(映像資料視聴):「おざおざの森」の観光文化 |
第12回 | 観光文化理論①:現代観光におけるホストとゲスト |
第13回 | 観光文化理論②:「文化の商品化」に関して |
第14回 | 観光と人類学をめぐる議論(オンライン授業) |
第15回 | 講義のまとめと期末試験 |