公務員教養Ⅰ
担当者松野  拓, 宮澤 太輔, 天日 隆彦教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [自己啓発支援科目]
科目ナンバリングCAE-213

授業の概要(ねらい)

 この授業は「資格の大原」との提携講義となっており、公務員試験突破に必要な教養試験、特に一般知能分野で合格点を取るための基礎知識の理解・修得を目的とします。講義は、本試験に近い問題を使用した演習講義となります。また、 論作文対策や面接試験対策は、企業・公務員基礎教養に比べ、応用的な内容を学んでいきます。 その他、公務員就職をより明確にイメージできるよう、公務員の職種や業務についての理解を深めていきます。その中で興味のある職種については自ら調査をし、希望する公務員を具体化していきましょう。 以上を通じて、公務員就職に向けた土台を作ることができる内容となっています。なお、カリキュラムの網羅性を考え、秋期の公務員教養IIと併せて履修することをお勧めします。

授業の到達目標

・公務員試験に必要な知識・テクニックの定着を図ることで、使いこなす力を身につける。
・社会人基礎力を培うものとし、特に前に踏み出す力(実行力)の修得に力を入れることで、公務員就職という目標に向かって一歩踏み出し、粘り強く取り組む力を身につける。
・より発展的な「公務員課外講座」に繋げていくことを視野に入れる。

成績評価の方法および基準

 平常点(50%)、定期試験(50%)の総合で評価します。
平常点は、毎回授業内で実施するチェックテスト・課題を反映するものであり、出席だけで評価する出席点ではありませ ん。
※定期試験(最終講義(第15回)にLMS上で実施予定のもの)の受験は必須です。
※授業内で外部評価テストを実施する可能性があります。実施した場合には成績評価の参考にします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書公務員教養Ⅰ大原出版株式会社
教科書※テキスト販売日は、LMSの連絡事項および講義初日に案内します。
参考文献

準備学修の内容

・復習を徹底することで、次回の講義に備えて下さい。具体的には、PDCAサイクルを意識して、苦手な問題についてできるようになるまで粘り強く取り組みましょう。
・白書や自治体の広報誌に目を通しましょう。自分が取り組みたい業務に関するものは、データとして残しておきましょう。

その他履修上の注意事項

 上記のように、この講義は公務員試験対策を視野に入れ組まれているものですから、単位取得のためではなく、就職ということを強く意識した上で、十分に活用されることを期待します。
※キャリアサポートセンター主催の「公務員ガイダンス」および「公務員関連セミナー(公務員しごとセミナーなど)」に積極的に参加して下さい。
※公務員課外講座へのお申込みをお勧めします。
 みなさん一人ひとりの基礎力向上を図るために、以下のことを守って授業に参加して下さい。
①入室可能時間は授業開始後10分までとします。(やむを得ず遅刻になった場合は、理由を報告してください。また静かに入室して下さい。)
②授業運営に支障をきたす行為はやめて下さい。私語や飲食は禁止です。スマートフォンはしまい、授業に集中してください。また特別な理由がない限り、帽子を脱いで授業を受けて下さい。
③この科目は就職試験対策の基礎力向上を目的とした授業です。関連科目として「キャリアデザインと職業選択」などの自己啓発支援(キャリア教育)科目を積極的に履修してください。
④授業の開始と終了時に学生証をカードリーダーにタッチして下さい。学生証忘れやタッチ忘れは欠席扱いになりますので、忘れないようにして下さい。またチェックテスト・課題は集中して取り組み、授業終了後に提出して下さい。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
【空間把握】折り紙・回転の軌跡について学ぶ(LMS)
第2回【空間把握】展開図について学ぶ
第3回【空間把握】平面図形の構成・サイコロについて学ぶ
第4回【空間把握】立体の切断・回転体・一筆書きについて学ぶ
第5回【基礎数学I】式の計算I 指数・平方根について学ぶ
第6回【基礎数学I】式の計算II 組合せについて学ぶ
第7回【基礎数学I】式の計算III 式の変形について学ぶ
第8回【基礎数学I】式の計算IV 方程式について学ぶ(LMS)
第9回【図形】相似比について学ぶ
第10回【図形】面積比について学ぶ
第11回【図形】角度について学ぶ
第12回【図形】円の性質について学ぶ
第13回【図形】立体図形の計量について学ぶ
第14回公務員試験における論作文について学ぶ(応用編)
第15回公務員試験における面接について学ぶ(応用編)
期末試験