日本古代資料学演習
担当者宮川 麻紀教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [文学研究科 日本史・文化財学専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

日本古代史の様々な史料について、辞書や論文などを使って読解するとともに、そこから発展させて内容について深く理解・考察する。
発表者は担当する史料に関して、辞書や論文などを調べ、書き下し文や現代語訳をつくる。他の参加者も討論に参加し、自身の考えを述べる。
学期末には、調べた内容を発展させたレポートを書き、提出する。

授業の到達目標

①古代史の史料について、辞書や論文を用いて読解できるようになる。
②史料の内容に関連して、先行研究を探し出し、自身の考えを述べられるようになる。

成績評価の方法および基準

(1)授業での発表と討論への参加 40%
(2)学期末レポート 60%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『日本史史料』1 古代歴史学研究会編岩波書店

準備学修の内容

発表者以外の参加者も、あらかじめ史料を読んでおくこと。
復習として、史料や発表レジュメを再度読むこと。

その他履修上の注意事項

古代史の様々なテーマに関心を持ち、関連する書籍を読むこと。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
・授業の進め方の説明
・発表者と担当史料の決定
第2回史料の読解[オンライン]
・発表する史料以外のものを一つ用意するので、それを読解する
第3回発表と討論①
・日本書紀を読む
第4回発表と討論②
・続日本紀を読む
第5回発表と討論③
・日本後紀を読む
第6回発表と討論④
・律令を読む
第7回発表と討論⑤
・類聚三代格を読む
第8回発表と討論⑥
・類聚三代格を読む
第9回発表と討論⑦
・正倉院文書を読む
第10回発表と討論⑧
・木簡を読む
第11回発表と討論⑨
・小右記を読む
第12回発表と討論⑩
・御堂関白記を読む
第13回発表と討論⑪
・日本霊異記を読む
第14回発表と討論⑫
・金石文を読む
第15回発表と討論⑬
・朝野群載を読む