世界の情勢(ヨーロッパ)Ⅱ
担当者森崎 美穂子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングARS-104

授業の概要(ねらい)

現在、様々な分野でグローバル化が進展している。こうした状況において諸外国の政治・経済の知識、文化への理解は、今後の日本の国際社会での役割を考えるうえで重要な要素となる。この授業では、欧州(特に西ヨーロッパ)を取り上げ、地理的特徴や歴史、文化、そして、最近の経済情勢や産業について学ぶ。講義を通じて、欧州に関するニュースの背景を分析し、考察できるになることを目指す。

授業の到達目標

①欧州各国の地理的特徴と歴史を把握する。
②欧州各国の文化・社会・経済に対する基本的な知識を得る。
②欧州各国のニュースに関心を持ち、その事象の原因・背景を分析し、考察する力を養う。

成績評価の方法および基準

・授業ごとのリアクションペーパー(あるいは授業内ワークの成果)65%、期末レポート35%
・出席率3分の2以上(公欠を除く)と期末レポートの提出が単位の取得に必須となる。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書適宜資料を配布する。
参考文献『ヨーロッパがわかる-起源から統合への道のり 』明石和康 岩波書店
参考文献『イタリアのテリトーリオ戦略: 甦る都市と農村の交流』木村純子 編著・陣内秀信 編著 白桃書房

準備学修の内容

・欧州の政治経済に関するニュースを読み、主要な人物やキーワードを覚えておく。
・参考書に紹介した本などを読んで欧州の地理、歴史のポイントを押さえておく。

その他履修上の注意事項

・欧州情勢によって適宜授業の順番・内容を調整する。
・「世界の情勢(ヨーロッパ)Ⅰ」の後に「世界の情勢(ヨーロッパ)Ⅱ」を履修することが望ましい。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス 
授業の内容と進め方、評価方法などの説明
第2回EUの経済と産業の特徴
第3回EUの気候変動対策と産業
第4回EUのSDGsの取り組み
第5回EUの都市と文化1:各国の首都、観光都市
第6回EUの都市と文化2:文化政策
第7回EUの農山村の持続可能な発展、観光との関係
第8回スローフード、スローシティ運動
第9回EUと諸外国との関係:アメリカ
第10回EUと諸外国との関係:日本(オンライン)
第11回EUと諸外国との関係:中国
第12回EUの課題:移民
第13回EUの課題:経済・雇用ほか
第14回復習
第15回期末レポートの書き方、評価のポイントの説明