世界の情勢(アジア)Ⅱ
担当者周 雨霏教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングARS-102

授業の概要(ねらい)

グローバリゼーションと市場経済が加速化していく中で、1970年代以降、東アジア・東南アジア諸国が著しい経済成長を遂げているとともに、日本とアジア諸国の間の人・もの・思想の交流も活発化している。身近なアジアの経済・社会的なダイナミズムを理解するため、インド、中国、東南アジア諸国の経済と社会と語る時の重要論点を切り口として講義を行う。

授業の到達目標

インド、中国、韓国と東南アジア諸国の経済・社会的な特徴を歴史的な文脈から把握できるようになる。
アジアに関する報道を理解できるようになる。

成績評価の方法および基準

授業への参加姿勢(30% コメントシートを配布し、ご質問やご感想をご記入いただきます)
プレゼンテーション(30%)
期末試験(40%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は指定しません。プリントを配布します。
参考文献論点・東洋史学 アジア・アフリカへの問い158吉澤誠一郎監修、石川博樹等編著ミネルヴァ書房、2022年。
参考文献

準備学修の内容

各回の授業で使用する資料は、授業の第一回に公開します。資料を読み、内容を理解するとともに、疑問点などを明らかにしておいてください。

その他履修上の注意事項

日ごろからメディアが発信する関連情報を積極的に活用してください。
「世界の情勢(アジア)I」と「世界の情勢(アジア)II」を続けて履修することをおすすめします。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス:教員の自己紹介・授業概要説明
第2回インドのナショナリズムと地域主義
第3回インドの経済発展
第4回インド社会とジェンダー
第5回カースト政治
第6回東南アジアの国民国家
第7回東南アジアの政治と軍隊
第8回開発独裁
第9回ASEANと地域協力
第10回東南アジアにおける民主化
第11回中国社会主義の形成
第12回文化大革命
第13回中国経済の躍進
第14回テーマ報告内容の復習(オンライン授業)
第15回まとめ(総括)と期末試験