授業の概要（ねらい）

　本講義は、NowDo株式会社代表取締役である本田圭佑氏のビジネスパートナーとしてスポーツビジネスを国内外で展開する鈴木良介氏（NowDo株式会社取締役副社長兼COO）によってプロデュースされ、同氏と担当教員（経営学科の大山）の共同で授業を行います。また、各授業テーマについては本田圭佑氏本人が参画されたものであり、授業のねらいは「サッカー競技を教えることではありません」。

　日本と海外（オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリア、ブラジル、アゼルバイジャン、リトアニアでプレー/カンボジア代表GM・監督も務める）でプロサッカー選手としてのキャリアを培った本田圭佑氏と共に教育事業のITベンチャー企業「NowDo」を創業させた鈴木良介氏が、諸外国の社会事情、貧困問題、日本における教育格差問題や部活動改革を本田選手と推進させるケーススタディと実践を交えて、教育事業の実学を帝京大学生に享受することを目的にしています。経営学的、哲学的、教育学的な思考となる「スポーツ実学を通じた人間学基礎」を修学してもらうことが本講義のねらいとなります。

　【本授業の設立経緯】　
　2018年10月から本学（スポーツ医科学センター）は、本田圭佑選手のトレーニング・コンディショニングのサポートを実施するにあたり同選手と業務提携を結んでいます。プロサッカー選手という肩書きだけではなく、企業経営者、スポーツ教育・指導者等の幅広い分野で活躍している本田圭佑氏の「人間学」を、NowDo社との協働で提供（新設）することになりました。

授業の到達目標

・本田圭佑選手の実学を通じて「真の多様性/ダイバーシティ」を獲得すること
・スポーツ格差を無くすために「実際に行動を起こせる力」を習得すること
・日本のスポーツ界、教育界の諸問題について専門的知識を深め、研究すること
・社会貢献活動、SDGsに興味関心をもつこと

成績評価の方法および基準

出席：30点
　　　8割以上の出席で「30点」を付与する
試験：期中にLMSオンライン小テストを実施する
　　　14点×5回　計「70点」

※公欠、病欠は証明書があれば認める
※推薦書等については1回目の授業で説明する

以上を総合的に評価する

教科書・参考文献

準備学修の内容

その他履修上の注意事項

授業内容