授業の概要（ねらい）

　家族関係等、集団の関係性と地域社会に焦点を当てた心理支援の理論と方法について概説する。その上で臨床心理学的な視点から家族関係・集団・地域社会における心理支援のあり方についてアプローチしていく。
　授業は、講義方式と演習方式で進める。演習では、輪番制でテキストおよび学術論文の担当箇所を報告し、それに基づき履修者全員でディスカッションする機会を設け、この領域の心理支援について受講生各自が明確なイメージを持って学ぶことを目指している。

授業の到達目標

・家族・集団・地域に関する心理専門職としての実践領域と理論を説明できる。
・家族・集団・地域に関する心理支援のポイントを説明できる。

成績評価の方法および基準

　グループディスカッション等授業に対する積極的参加、発表、レポートなどを総合して評価する（参加15点、発表20点、授業内レポート2回×15点＝30点、最終レポート35点、計100点）。

教科書・参考文献

準備学修の内容

授業で紹介する文献、ニュース、インターネットサイトなどについて、興味を持って読み、関心を広げてください。

その他履修上の注意事項

・授業で発表の担当に当たった場合は責任を持って担当すること。
・授業中の積極的な参加を評価するので留意すること。
・この科目は、公認心理師試験および臨床発達心理士試験の受験資格を得るために必要な科目である。
・授業内の課題にはLMSを使う予定です。変更がある場合などについては授業内で指示します。また。LMSの本授業のページ内に、授業に関する情報を掲載しますので、履修者は毎週アクセスするようにしてください。

授業内容