文化交流史Ⅱ
担当者菅原 正子
単位・開講先選択  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングHSG-102

授業の概要(ねらい)

日本は、古代・中世には中国や朝鮮半島と交流しながら文化を形成し、近世末・近現代には西洋文化の影響を強く受けている。前期の授業では、日本と中国・朝鮮半島との交易・文化交流を中心に、軍事的対立にも目を向けつつ、具体的な交流について取り上げ、後期では主に近世・近代の日本と西洋文化との関係について考察する。

授業の到達目標

・近世・近代の日本と西洋との具体的な交流について、説明できる。
・国際的な広い視野を持ち、世界の中の日本として考える習慣を身につける。
・西洋と比較しながら日本文化の独自性について知る。

成績評価の方法および基準

期末テスト50%
小テスト20%
リアクションペーパー30%
※合計点が100点満点で60点以上が合格(単位取得)
※小テストの実施日・方法については授業で説明する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は使用せず、毎回プリントを配付する。
参考文献

準備学修の内容

・毎回の授業のプリントやノートを読み直して復習し、次回の授業についての予告にも目を通しておく。
・授業で紹介された事がらや参考文献に注意し、興味があれば自分でも調べてみる。

その他履修上の注意事項

・毎回提出するリアクションペーパーには、質問・疑問点や感想など、必ず何かを書くこと。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回大航海時代のアジア
第3回来日したイエズス会士たち
第4回キリシタン大名
第5回天正遣欧使節の少年たち
第6回南蛮貿易と南蛮文化
第7回伊達政宗の慶長遣欧使節
第8回鎖国と長崎
第9回外国船の往来と開国
第10回国旗「日の丸」の成立
第11回明治初期のお雇い外国人
第12回渡航した使節と留学生たち
第13回服装の西洋化
第14回西洋人がみた日本人
第15回まとめ