担当者 | 篠村 知子 | |
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学年・開講期 | 4年次 前期 [理工学部 バイオサイエンス学科] | |
科目の種類 | 専門 | |
区分・単位 | 選択 1単位 | |
科目ナンバー | 5M378 |
この科目は、講義を中心に、英語でのプレゼンテーションとディスカッションを実施します。
(1)教科書を用い、バイオサイエンスに関する基礎的な記述と用語を習得します。
(2)Science, Nature, Cell, PNASなど国際誌の基幹雑誌に掲載されたバイオサイエンスの学術論文のトピックスからの抜粋や、英字新聞のバイオサイエンス分野や環境分野の特集記事等からも、随時、教材を取り上げます。
(3)受講者の卒業研究テーマについて、受講者自らがその分野の文献等を検索し、必要な情報を整理・抽出したうえで、英文で説明文を作成します。
この授業ではDP2とDP4に関する知識、態度を習得します。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は企業において国連国際海事機関の条約に準拠する装置開発業務に携わっており、授業では、企業における実例や実体験、現場での課題などを題材とした議論等を行います。
バイオサイエンス分野の研究開発職への就職や大学院への進学を希望している学生が、バイオサイエンス分野の最新情報を英語での調査することができるようになることを第1の目標とします。さらに、卒業研究テーマなどの科学的事象について、英語で説明することができるようになることを第2の目標とします。
LMSの小テスト(50%)、卒業研究テーマについての英作文(50%)を総合して評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 「日経サイエンスで鍛える科学英語 ノーベル賞科学者編」 | 日経サイエンス編集部編(2015年) | 日経サイエンス社 ISBN978-4-532-52070-0 <1,800円税別> |
参考文献 |
・毎回、教科書指定範囲や、使用する資料を指定しますので、眼を通し、必ず声に出して英文を読んできてください。(約15分)
・講義で指定した範囲の英文を、毎日、10回以上声に出して読んでください。(1分/回×10回×7日=70分)
・講義のまとまりのよいところ(2ー3回の講義ごとに1回の小テスト)で、LMSの小テストを受験してください。(15分)
・英和辞典および和英辞典、もしくは電子辞書を、毎回必ず持ってきてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 学術論文(1):新型コロナウイルスの感染力に関する論文:学術文献にはどのような種類があるか、論文の構成、読解のポイントを解説 |
第2回 | 学術論文(2):新型コロナウイルスの感染力に関する論文:実際に教材の学術文献を読み、実用的な和訳の要点を解説 |
第3回 | 学術論文(3):新型コロナウイルスの感染力に関する論文:教材の学術文献の内容の要点を解説、 |
第4回 | 英文科学解説記事(1)指定教科書の”Viruses"の解説記事:教材の構成、学習方法の解説、記事内容の解説 |
第5回 | 英文科学解説記事(2)指定教科書の”Viruses"の解説記事:科学英語に特有の記述の解説 |
第6回 | 英文科学解説記事(3)指定教科書の”Viruses"の解説記事:解読の実践 |
第7回 | 英文科学解説記事(4)指定教科書の”The Birth of Complex Cells"の解説記事:教材の構成、記事内容の解説 |
第8回 | 英文科学解説記事(5)指定教科書の”The Birth of Complex Cells"の解説記事:解読の実践 |
第9回 | 学術論文(4):iPS細胞の原著論文:著者紹介、予備的な内容学習 |
第10回 | 学術論文(5):iPS細胞の原著論文:要旨の解読の実践 |
第11回 | 学術論文(6):微細藻類の原著論文:著者紹介、予備的な内容学習 |
第12回 | 学術論文(7):微細藻類の原著論文:要旨の解読の実践 |
第13回 | 英語プレゼンテーションの実践(1):卒業研究テーマの英訳用の和文原稿作製 |
第14回 | 英語プレゼンテーションの実践(2):卒業研究テーマの英訳原稿作製 |
第15回 | 英語プレゼンテーションの実践(3):受講者による口頭発表、質疑応答、講評 |