プロジェクト演習
担当者浜田 宏一
学年・開講期1年次 後期  [理工学部 情報電子工学科]
科目の種類専門基礎
区分・単位必修 2単位
科目ナンバー3G101

授業の概要(ねらい)

この授業の目的は数名のチームでプロジェクト問題を分析して、解決することです。授業は課題の設定、課題の分析と具体化、解決方法の検討と提案、成果報告から構成されます。15回の授業を前半7回と後半8回に分けて、別々のテーマに取り組みます。自分に不足している力を把握して、プロジェクト活動を通して、それらの力を身につけられるようにします。すべての授業でPBL形式のグループ活動を行います。この科目は、DP2に関する知識、技法、態度を修得します。

授業の到達目標

本授業の到達目標は次の4つです。
(1) 課題を適切に設定できる。
(2) 課題解決までに必要な活動内容、スケジュール、分担等を適切に設定できる。
(3) チームメンバーと協調して、プロジェクトを遂行できる。
(4) 提案内容を分かりやすく伝えることができる。

成績評価の方法および基準

レポート50%、プレゼンテーション30%、その他の成果物20%とし、合計で60%以上の点を得たものを合格とします。なお前半課題と後半課題は別々に評価します。
レポート等の返却時、ポートフォリオのチェック時、進捗状況報告会などでフィードバックします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特定の教科書、参考書はありません。資料を配布するとともに、それらを同時にLMSへアップします。
参考文献

準備学修の内容

授業前と授業後にポートフォリオを必ず見て、到達状況のチェック、目標に向かってまっすぐに作業を進めているか、目標達成に必要な作業をしているか、自分の行動特性や思考特性の把握(自己評価)、改善や工夫ができているか(自己改善)などをチェックしてください。授業前のグループ活動の準備に1.5時間、授業後のグループ活動のフォローに1.5時間が必要です。

過去に扱ったテーマは以下の通りです。参考にしてください。
・前半課題
防災、環境、健康管理
・後半課題
生活を豊かにするロボットの提案と製作、ロボット競技の提案と製作、micro:bitで「自分流」に制御するロボットの提案と製作、Scratchによるeスポーツの提案と製作、地域活性化を目的としたScratchによるゲーム制作

その他履修上の注意事項

学修の振返り、自己評価、自己改善等を目的として、各人がポートフォリオを作ります。後期試験期間中にレポートの指導時間を設ける予定です。授業の資料はLMSへアップします。

授業内容

授業内容
第1回[前半課題] チーム分け、課題設定、活動計画書の作成など
第2回[前半課題] 解決策の検討と提案
第3回[前半課題] 解決策の検討と提案
第4回[前半課題] 解決策の検討と提案、成果物の作成
第5回[前半課題] プレゼンテーションの準備
第6回[前半課題] プレゼンテーション、提案書作成
第7回[前半課題] 提案書の相互評価、提案書の改善、成長報告書作成
第8回[後半課題] ガイダンス
第9回[後半課題] プロジェクト活動
第10回[後半課題] プロジェクト活動
第11回[後半課題] プロジェクト活動
第12回[後半課題] プロジェクト活動
第13回[後半課題] プロジェクト活動
第14回[後半課題] プレゼンテーションの準備
第15回[後半課題] プレゼンテーション、レポート作成