整形外科学各論
担当者西村 慶太
学年・開講期3年次 後期  [医療技術学部 柔道整復学科]
科目の種類基礎分野
区分・単位必修 1単位
科目ナンバー7B224

授業の概要(ねらい)

整形外科学総論で得られた知識を基礎に、疾患別各論と身体部位別各論を学習します。
総論と同様に、運動器の各障害に対して、整形外科医はどのようにして診断し治療していくのか、皆さんも整形外科医になったつもりで学習して下さい。
したがってこの授業ではディプロマポリシー1に関する知識習得を目指します。
本科目は医療の実務に携わっている医師による授業であり、実例・実体験を題材とした講義を行います。

授業の到達目標

柔道整復学に基づいた治療を行う上で、疾患の特徴や疾患間の関連を整形外科的視点からも説明できることを目標にします。この目標を見据えてディスカッションをまじえながら授業を進めます。

成績評価の方法および基準

小テスト(5%)、期末試験(95%)で評価します。なお小テストは毎回行い、次の週にその解説を行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書整形外科学社団法人全国柔道整復学校協会監修:松下隆・福林徹・田渕健一編南江堂
参考文献

準備学修の内容

予習として教科書で該当する範囲を読んでおいてください。
ただし授業は毎回プリントを配り、それを中心に進めます。
復習ではプリントの内容を理解し小テストを平易に解けることを目標にしてください。
また学習範囲がかなり広いので、試験前にまとめて勉強するのではなく、予習・授業・復習の一連の過程で確実に覚えるようにしてください。

その他履修上の注意事項

下記の内容で進めますが、展開しだいでは変更することがあります。

授業内容

授業内容
第1回骨軟部感染症について学ぶ
第2回非感染性炎症性疾患について学ぶ
第3回骨・軟部腫瘍について学ぶ
第4回先天性骨系統疾患について学ぶ
第5回骨端症について学ぶ
第6回神経・筋疾患について学ぶ
第7回肩関節疾患について学ぶ
第8回肘関節疾患について学ぶ
第9回手の疾患について学ぶ(1)
第10回手の疾患について学ぶ (2)
第11回頸椎疾患について学ぶ
第12回胸腰椎部の疾患について学ぶ
第13回骨盤・股関節疾患について学ぶ
第14回膝関節・足疾患について学ぶ
第15回まとめ