担当者 | 古家 正暢 | |
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学年・開講期 | 1年次 後期 [経済学部 地域経済学科] | |
科目の種類 | 教職課程関係科目 | |
区分・単位 | 教必 2単位 | |
科目ナンバー | 9G101 |
〇「なぜ教師をめざすのか」という根源的な問いに答えることのできる素養を身につけます。
〇教職の意義や教員の役割について概説するとともに、教職への意欲や適性等について受講生が多面的・多角的に考察する機会を提供します。
〇授業の形態としては、講義形式のほか、スピーチ・ダイアローグ・ビブリオバトル等を実施し、受講生との対話によって構成されるアクティブラーニングをめざします。
〇本授業は、ディプロマポリシー2に関連します。
〇学生は、教職についての関心を深め、学校教育の目的及び教師の職務内容等の基本的事項について理解する。(知識・理解)
〇学生は、教師の教育活動を多面的多角的視点をもってとらえ、教師に求められる資質・能力について考察する力を身につける。(思考・判断)
〇学生は、スピーチ・ダイアローグ・ビブリオバトル等を通して表現力に磨きをかける。(表現)
〇学生は、自らの進路として教職を選択することの重大性・意義について理解する。(思考・判断)
〇リフレクションペーパー(出席と学びの証) 20%
〇質疑応答やスピーチ・ダイアローグ・ビブリオバトルへの参加姿勢 60%
〇フィードバックを経たエッセイ 20%
*最終第15回の授業で「学びの履歴」に基づくフィードバックを行いエッセイを書く。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 吉田武男編著『教職論』ミネルヴァ書房 2019 ISBN 978-4-623-08588-0 | ||
参考文献 |
〇事前学修(予習)として、指定されたテキストの範囲を読み込んでから授業に臨んでください。(45分)
〇事後学修(復習)として、授業のキーワードを最低5個抽出しノートにまとめてください。(15分)
〇教職をめざす者として、現代社会の課題(特に教育)に関する情報をネットはもちろん新聞等の活字から収集するよう努力してください。
*毎日、最低30分は新聞を読む習慣をつけてください。
〇教師としての資質・能力の向上を図るために、一日60分は読書する習慣をつけてください。
〇本を読んで、読んで、読みまくってください。
〇授業では、聴くことはもちろん自分の考え・意見をハッキリと発言できるようにしてください。
〇毎授業終了時に「リフレクションペーパー(出席と学びの証)」を配布します。漢字一文字で授業を総括し、なぜ、その漢字を選択したのかの理由をしっかりと書くようにしてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス 授業の内容・進め方 準備学習の取り組みについて(毎時間、指定されたテキストの範囲を読み込んでから授業に臨むこと等を指示する。) |
第2回 | 〔さまざまな教師像〕 スピーチ「あなたは、なぜ、教師をめざすのか…」 |
第3回 | 〔教師の資格と役割、そして責任〕 教師を取り巻く課題 |
第4回 | 〔教師を育成するシステム〕 明治期からの教員養成をめぐる課題 |
第5回 | 〔理想とする教師像〕 教育行政・教育学研究者・教育実践家が求める教師像とは… |
第6回 | 〔教師の専門性〕 「チームとしての学校」論を題材に |
第7回 | 〔教師の責務〕 教師の職務上の義務 教師の多忙化 |
第8回 | 〔カリキュラムを創る教師〕 カリキュラムづくりの視点 社会と教室をつなげる |
第9回 | 教育書『ビブリオバトル』 |
第10回 | 〔授業を創造する教師〕 「生きる力」を育成する教師 |
第11回 | 〔障害のある子どもを支援する教師〕 特別支援学校の現状と課題 |
第12回 | 〔教師のライフサイクルと教員研修〕 「学び続ける教師」になるということ |
第13回 | 〔教師になるために〕 教員採用試験に向けて |
第14回 | 〔教師からの転職〕 教師の現状 転職が脳裏をよぎったら |
第15回 | 振り返り 「学びの履歴」のフィードバックを行いエッセイを書く |