担当者 | 村松 灯 | |
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学年・開講期 | 3年次 前期 [経済学部 地域経済学科] | |
科目の種類 | 教職課程関係科目 | |
区分・単位 | その他 2単位 | |
科目ナンバー | 9F306 |
この授業では、道徳教育の歴史・理論・方法に関する基礎的知識を習得し、道徳性および道徳教育について多角的に考察するための視点を獲得するとともに、教員として道徳教育を実践するために必要な技能を身につけることを目指します。
なお、授業の形式としては、講義だけではなく、リアクションペーパーやペアワーク、グループディスカッションなどの学習活動を含む予定です。
(1)道徳教育の意義や理論について理解することができる。
(2)道徳教育の歴史や今日的課題を理解し、これからの道徳教育のあり方について考えることができる。
(3)学校における道徳教育の指導内容や指導方法を理解し、それを踏まえた授業づくりができる。
リアクションペーパー(15%)、指導案・模擬授業・振り返り(35%)、試験(50%)をもとに総合的に評価します。
リアクションペーパーについては、次の回で全体に対するフィードバックを行います。また、個人で作成する指導案や振り返りについては、コメントをつけて返却します。試験については、授業内で模範解答を示すとともに、解説を行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 毎回、レジュメと資料をLMSに掲載します。 | ||
参考文献 | 文部科学省『中学校学習指導要領解説 特別の教科道徳編』(平成29年告示) | ||
参考文献 | 『ワークで学ぶ道徳教育 増補改訂版』 | 井藤元編 | ナカニシヤ出版、2020年 (ISBN: 978-4779514487) |
参考文献 | 『道徳教育を学ぶための重要項目100』 | 貝塚茂樹・関根明伸編著 | 教育出版、2016年 (ISBN: 978-4316804323) |
・毎回、教材(レジュメと資料)と事前課題をLMSに掲載します。掲載された教材を使って予習をするとともに、事前課題に取り組んだうえで授業に臨んでください。(1時間)
・授業後は、学習した内容をもとにリアクションペーパーを作成し、期限内に提出してください。その際、教材を見返し、不明点などを残さないように復習しておくこと。(1時間)
・指導案の作成や模擬授業の実施にあたっては、学習指導要領の読み込みや教材研究など、十分な準備が必要です。(合計3時間程度)
・受講生の関心や理解度に応じて、授業内容の順序などに変更を加えることがあります。
・教材や課題などをLMSに掲載します。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | 道徳教育の現状と課題 |
第3回 | 日本における道徳教育の歴史① 戦前 |
第4回 | 日本における道徳教育の歴史② 戦後 |
第5回 | 道徳教育の内容と方法① 教育課程上の位置づけと目標 |
第6回 | 道徳教育の内容と方法② 指導内容および指導方法と評価 |
第7回 | 道徳性に関する理論① 倫理学における道徳性理論 |
第8回 | 道徳性に関する理論② 心理学における道徳性理論 |
第9回 | 道徳教育における教師の役割① 道徳教育の「限界」 |
第10回 | 道徳教育における教師の役割② 考え、議論する道徳 |
第11回 | 道徳教育における教師の役割③ 教材研究 |
第12回 | 道徳教育の実践① 指導案の作成 |
第13回 | 道徳教育の実践② 模擬授業の実施 |
第14回 | 道徳教育の実践③ 模擬授業の振り返り |
第15回 | 試験とまとめ |