担当者 | 林 良隆 | |
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学年・開講期 | 3年次 前期 [経済学部 地域経済学科] | |
科目の種類 | 専門 地域経済系 | |
区分・単位 | 選択 2単位 | |
科目ナンバー | 8D304 |
現況やデータを基に、将来の旅行業の姿を考えていきます。国内旅行、海外へのアウトバウンドツアー及び海外からのインバウンドツアーの実態、旅行産業の実際、経営特性、テーマ別観光、新しい観光資源の特性、旅行産業の関連産業を把握して今後の旅行産業の発展を考察していきます。この授業ではDP2に関する知識、能力を修得する。
旅行産業の歴史的な経緯、社会に果たす役割と機能、営業内容と経営特性、課題を把握したえうで、現代の旅行業の動向を考察し、観光立国を宣言した日本における旅行業の重要性と意義が修得できる。
定期試験50%、レポートおよび発表50%。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特になし。必要なレジメ等は適宜配布します。 | ||
参考文献 |
準備学修は「各回の授業内容」に記載されています。授業に先駆けて配布されるレジメ等は理解しておいてください。
授業の進捗状況により、回の入替等があります。
基本的には講義形式が中心の授業となりますが、いくつかのテーマについてはグループワークなどアクティブラーニングの手法を取り入れます。
飲食と途中退席は禁止です。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス、観光の定義 復習:観光の定義、旅行と観光の構成要素(1時間) |
第2回 | 観光地・観光資源、旅行の歴史 予習:観光資源の種別(1時間) 復習:観光地、旅行の成立の歴史(1時間) |
第3回 | 日本の観光産業の俯瞰(市場規模、市場構造)) 予習:過去3年間の市場額の推移(1時間) 復習:市場別動向の要因(2時間) |
第4回 | 日本の旅行マーケット(国内旅行市場) 予習:過去3年間の国内旅行市場額の推移(1時間)復習:国内旅行市場額推移の要因(2時間) |
第5回 | 日本の旅行マーケット・海外旅行市場(アウトバウンド) 予習:過去3年間の海外旅行市場額の推移(1時間)復習:海外旅行市場額推移の要因(2時間) |
第6回 | 日本の旅行マーケット・訪日外国人市場(インバウンド) 予習:過去3年間の訪日外国人市場額の推移(1時間)復習:訪日外国人市場額推移の要因(2時間) |
第7回 | 旅行業法(旅行業者の種別と範囲、旅行形態の種別) 予習:旅行業者数(1時間) 復習:旅行業者種別と旅行形態の確認(1時間) |
第8回 | ケース・スタディ「コロナウイルス感染症と旅行産業」(グループワーク、プレゼンテーション) 予習:外務省「海外安全情報」(1時間) 復習:「標準旅行業約款」(2時間) |
第9回 | 宿泊ビジネス(レベニュー・マネジメント、ADR等) 予習:ホテルの経営及び運営の種別(2時間) 復習:レベニュー・マネジメント(1時間) |
第10回 | 民泊 予習:「住宅宿泊事業法」の概略(1時間) 復習:民泊の問題点(1時間) |
第11回 | 旅行業の実際1(旅行業法、eコマース、ダイナミック・パッケージ) 予習:航空会社のダイナミック・パッケージの内容を事前に調査(1時間) 復習:旅行業とダイナミック・パッケージ(2時間) |
第12回 | 旅行業の実際2(MICE、BTM) 予習:MICEの意味と内容の事前学習(2時間) 復習:ユニーク・ベニューの実際、旅行会社のBTMの実際(1時間) |
第13回 | 海外旅行企画、リスクマネジメント 予習:募集型企画旅行の作成(1時間) 復習:リスクマネジメントの実際(1時間) |
第14回 | ニューツーリズム 予習:大手旅行会社の商品ブランド名(1時間) 復習:ニューツーリズムの実際(1時間) |
第15回 | 運輸機関(航空、鉄道、フェリー等) 予習:航空会社のアライアンス(1時間) 復習:LCCのビジネス・モデル(2時間) |