デザイン概論
担当者千葉 知司
学年・開講期1年次 前期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類総合基礎
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー0F101

授業の概要(ねらい)

・デザインを理解する上で必要な作法を学ぶ。まずは、広範な美術・デザインの世界の中で、知っておくべき単語と背景について学び、デザインの概念、理論、事象についての専門的理解を深める。
・デザインとは、歴史、知識・思想体系や社会構造、技術、経済との関わりで成り立つ、総合的な造形計画であることが理解できるようになる。
・この授業では、学位授与の方針(ディプロマポリシー)に関する知識、態度を修得する。
・この科目は学修目標の1、3、4に関連します。

授業の到達目標

・デザインの概念、理論、事象についての基本的な知識を身につけることができる。
・伝統と最先端の双方に根ざした美意識を身につけることができる。
・日本と他国の文化を理解する能力を身につけることができる。

成績評価の方法および基準

・毎回の小レポート評価40% 
・最終レポートの評価60% 
以上を総合して成績評価をする。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書・各講義毎に資料配布
・講義内容と連動した映像資料各種(パワーポイント、DVD)
参考文献

準備学修の内容

・毎回提出する小レポートでは、次回の講義予習、及び、 講義内で得た内容についての理解度を確認します。関連事項については、自ら情報を求め探し、自身の意見・ことばも付与することが大切です。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回ガイダンスとイントロダクション/デザイン領域の全体像、デザインが置かれている状況/デザインとは何か/社会との関わり合い
第2回デザインの歴史的な流れと領域の広がり/アーツ & クラフツ、W モリス、ヨーロッパの寺院建築、産業革命、ラファエル前派、アール・ヌーボー、アール・デコほか
第3回日本の文化・伝統とデザイン(日本の絵巻 物とアニメーション)
第4回芸術とデザイン1~現代の表現とデザイン(ダヴィンチ、八谷和彦 Open Sky他)
第5回芸術とデザイン2~現代の表現とデザイン(現代美術・バスキア他)
第6回モード/流行/ファッションデザイン
第7回文字とデザイン、タイポグラフィについて(ハイブランドからマンガまで)
第8回エディトリアルとデザイン(シュタイデルの本づくり)
第9回イラストレーション概論(日本、世界)
第10回アーティストとは何者か「ピカソ 天才の秘密」
第11回写真、映像表現1(リュミエール)
第12回写真、映像表現2(アートアニメーション、ブラザース・クエイ)
第13回地域社会とデザイン~産学連携事例/地域おこしとアートフェスティバル
第14回デザイン思考、デザインとテクノロジー、アートインビジネス
第15回まとめ~これからの時代のデザイン、アート