担当者 | 福嶋 勇太 | |
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学年・開講期 | 4年次 Ⅰ・Ⅲ [理工学部 情報科学科(通信課程)] | |
科目の種類 | 専門 | |
クラス | テキスト授業 | |
区分・単位 | 選択 2単位 | |
科目ナンバー | 4D303 |
産業や家電等、様々な分野で制御技術が取り入れられており、システム制御の考え方は大変重要なものとなっています。この講義では、制御対象の特性を数理的に表現し、制御をする際に必要となる解析と設計を行うため、制御工学の基礎を学習します。
この科目は、ディプロマポリシーDP2、DP4に関連します。
( 1 ) 制御対象システムのブロック線図を描くことができる。
( 2 ) 制御対象の時間応答の解析ができる。
( 3 ) 制御対象の周波数応答の解析ができる。
( 4 ) 制御性能の評価方法の説明ができる。
毎回の授業で行う課題(20%)と中間試験と定期試験(80%)により評価を行います。
全ての課題やレポートを提出してください。
フィードバックは、提出された課題・レポートに対する添削で行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 絵ときでわかる機械制御(ISBN: 978-4-274-20287-2) | 宇津木 諭 | オーム社 |
参考文献 |
予習:LMSにアップロードするスライドを通読し、わからない箇所や疑問点はWebや書籍等で調べてきて下さい(1.5時間程度)
復習:授業とLMSにアップロードした解説をもとに、問題の復習をして下さい。解法がわからない場合は必ず次回の授業で質問して下さい。(1.5時間程度)
LMSにアップロードする資料と教科書を基に学習を進めること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 制御工学の概要 |
第2回 | ラプラス変換(1):代表的な時間関数のラプラス変換、ラプラス変換の性質、逆ラプラス変換 |
第3回 | ラプラス変換(2):微分方程式とラプラス変換 |
第4回 | 伝達関数とブロック線図(1):伝達関数、基本要素 |
第5回 | 伝達関数とブロック線図(2):ブロック線図、等価回路 |
第6回 | 伝達関数とブロック線図(3):一次遅れ系、二次遅れ系 |
第7回 | システムの時間応答:インパルス応答、ステップ応答 |
第8回 | 伝達関数の過渡特性と定常特性 |
第9回 | フィードバック制御と安定性 |
第10回 | 伝達関数の周波数特性(1):ベクトル軌跡とナイキスト軌跡 |
第11回 | 伝達関数の周波数特性(2):ボード線図 |
第12回 | 安定性解析(1):ナイキストの安定判別法 |
第13回 | 安定性解析(2):安定余裕 |
第14回 | PID制御 |
第15回 | 極配置法 |