担当者 | 玉 真之介 | |
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学年・開講期 | 3年次 後期 [経済学部 地域経済学科] | |
科目の種類 | 専門 地域経済系 | |
区分・単位 | 選択 2単位 | |
科目ナンバー | 8D204 |
私たちの日常生活に農産物や食品は毎日、欠くことができません。しかし、その農産物・食品の市場と流通は、いま、大きな転換点にあります。
多様化し変化する農産物・食品の市場と流通を理解することは、私たちが安全で安心できる生活を営む上で大事な知識となります。この授業は、テキストに基づいて精確な知識を身につけると共に、授業を通じて議論を行い、DP1に関する知識、技能、態度を習得します。
1.農産物・食品の市場と流通について、その組織や仕組みを説明できる。
2.品目別の農産物における市場と流通の組織や仕組みを説明できる。
3.農産物・食品に関する国際貿易や安全性の問題について説明できる。
4.消費者として農産物・食品の消費に関する態度を行動で示せる。
毎回の小テスト(25%)、中間試験(25%)、期末試験(50%)、合計(100%)で評価します。
中間試験の結果はフィードバックして、改めて理解を深めます。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『農産物・食品の市場と流通』 | 日本農業市場学会編 | 筑波書房 ISBN978-4-8119-0549-5 |
参考文献 |
事前に、それぞれの週に行う教科書の章を熟読し、その内容について関心をもつ事項を調べる作業を90分程度行ってください。
授業後は、授業で配布したレジュメを見直し、ポイントとなる点について教科書を再読して、関心をもった事項を調べる作業を90分程度行ってください。
小レポートの宿題が出た場合には、なるべく早く取り組むようにしてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:授業の課題と進め方 |
第2回 | 農産物・食品の市場と流通を見る視点(第1章) |
第3回 | 食品流通のしくみと価格形成(第2章) |
第4回 | 農産物・食品の流通機構(第3章) |
第5回 | 米の市場と流通(第4章) |
第6回 | 青果物の市場と流通(第5章) |
第7回 | 食肉の市場と流通(第7章) |
第8回 | これまでのまとめと中間テスト |
第9回 | 牛乳・乳製品の市場と流通(第8章) |
第10回 | 加工食品の市場と流通(第11章) |
第11回 | 農産物の国際貿易(第12章) |
第12回 | 食品の安全性(第13章) |
第13回 | 食品の物流管理と青果物(第14章) |
第14回 | 農産物・食品と環境・資源問題(第15章) |
第15回 | これまでのまとめと期末テスト |