環境経済学特論
担当者大平 佳男
学年・開講期1年次 後期  [地域経済政策学専攻 博士前期課程(修士課程)]
科目の種類専門
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー

授業の概要(ねらい)

環境と経済は一見すると相反する関係にあると考えられていますが、どうすれば両立できるのかと考えることが重要になります。この授業では、環境と経済の関係を学び、それらが両立するための政策や事例を考えていきます。
この授業ではDP2に関する知識、技法、態度を修得します。

授業の到達目標

この授業の到達目標は、環境経済学の基本的な理論をきちんと理解し、環境と経済の関係について自らの意見を持ち、説明できるようになることです。また、自らの研究対象について、必要なデータや論文を収集し、発表とともにディスカッションを行うスキルを身につけることです。

成績評価の方法および基準

平常点50%、発表などの課題50%で評価します。
フィードバックはディスカッションや発表の際に随時コメントします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書受講者と相談の上、決定します。
参考文献

準備学修の内容

毎回の予習としてディスカッションに必要な情報収集を行い、さらに輪読と研究発表の準備のため、合わせて3時間を必要とします。また、復習として、講義の内容の振り返りに1時間を必要とします。

その他履修上の注意事項

毎回休まず出席して下さい。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンスと自己紹介、文献調整
第2回公害・環境問題の発生メカニズム
第3回環境と経済の関係
第4回環境政策とその効果
第5回環境汚染と外部性
第6回外部不経済の内部化政策
第7回再生可能資源と再生不可能資源
第8回持続可能な発展
第9回受講者による輪読発表
第10回環境の価値
第11回費用便益分析
第12回環境影響評価
第13回地球温暖化対策
第14回受講者による研究発表
第15回まとめ