応用コンピュータグラフィックス
担当者佐々木 茂
学年・開講期1年次 通年  [情報科学専攻 (通信教育課程)修士課程]
科目の種類専門
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー

授業の概要(ねらい)

CPUやGPUの性能向上により、ゲーム、VR、ARなどの3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)を用いたコンテンツが広く見られるようになっています。このようなコンテンツの開発では、主にモデリングなどを行う3DCGソフトと、モデルや画像、音声などを組み合わせてゲームなどのコンテンツを開発するために必要な機能をまとめたゲームエンジンが使われます。本科目では、最新の3DCGコンテンツ開発のためのモデリング、アニメーション、レンダリング、エフェクトなどについて、3DCGソフトやゲームエンジンを用いて実際に作成しながら学びます。本講義はDP2とDP3に対応します。

授業の到達目標

(1)3DCGソフトとゲームエンジンの基本的な機能と使い方を修得する。
(2)3DCGソフトで使われる、モデリング、マテリアルの設定等について、表現とその設定方法を修得する。
(3)ゲームエンジンで使われる、アニメーション、シェーダー、エフェクト等について、表現とその設定方法を修得する。

成績評価の方法および基準

LMS上に用意されている小テストを解き、指定された課題レポートを提出している必要があります。科目修得試験の結果(80%)と課題の評価(20%)で評価します。
LMSから課題レポートおよび科目修得試験への評価を返します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教材はLMSに掲載します。
参考文献

準備学修の内容

予習としてLMSに掲載されている授業コンテンツを読み、事前に配布する「要点のノート」を完成させてから授業に臨んでください。要点のノートは授業の最初に提出してもらいます。また復習として課題にとりくみレポートを提出してください。
これには1時間以上の学習時間が必要です。

その他履修上の注意事項

パソコンにBlenderとUnityをインストールして使用します。

授業内容

授業内容
第1回3CGソフトの基礎、モデリングの基礎
第2回応用モデリング(1) 細分割、カーブ、ベベル等
第3回応用モデリング(2) スカルプト、配列、パーティクル等
第4回マテリアルの設定(1) ノードエディターの使い方
第5回マテリアルの設定(2) テクスチャの設定
第6回ライティング
第7回カメラ、レンダリング
第8回Unityの基礎
第9回モデルのエクスポートとインポート
第10回レンダーパイプライン
第11回シェーダー(1) ShaderGraphの基礎
第12回シェーダー(2) ShaderGraphを使った表現
第13回エフェクト(1) VFX Graphの基礎
第14回エフェクト(2) VFX Graphを使った表現
第15回まとめ