応用柔道整復学3
担当者二連木 巧
学年・開講期4年次 前期  [医療技術学部 柔道整復学科]
科目の種類専門分野
区分・単位必修 1単位
科目ナンバー7C320

授業の概要(ねらい)

この授業では、主に衛生学・公衆衛生学の内容を中心に復習します。
柔道整復師として、地域の医療に従事する上で基盤となる公衆衛生の理念、考え方、活動方法について学びます。
また、衛生学・公衆衛生学は国家試験の出題科目にもなるので、国家試験の過去問題を使用しながら授業を実施していきます。
理解度を確認するために、授業内で確認テストを実施します。問題の解説や授業中の質問に対してのグループディスカッションか行いながら授業を進めていきます。
この授業では、DP1,DP2に関する知識を習得します。

授業の到達目標

公衆衛生の基本理念や、活動内容を理解する。
健康問題やその関連要因について理解する。
衛生学・公衆衛生学の国家試験問題への対応力を身に付ける。

成績評価の方法および基準

期末試験(100%)
60%以上で単位を認定します。
2/3以上の出席がない学生は期末試験の受験資格が与えられません。
定期試験実施後、テストの解説を行います。
小テストは授業毎に解説を行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書衛生学・公衆衛生学改訂第6版南江堂
参考文献

準備学修の内容

既に学習している範囲になりますので、予習を行い講義に臨んでください。
復習は講義中に前回講義についての小テストを実施しますので、必ず次の講義までに講義内容の確認を行ってください。

その他履修上の注意事項

シラバスの計画に沿って講義を実施しますが、状況により調整しながら実施します。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(過去国家試験の出題傾向・学習方法)
第2回確認テストと要点の解説
・衛生学、公衆衛生学の歴史と公衆衛生活動
・健康の概念
第3回確認テストと要点の解説
・疾病予防と健康管理
第4回確認テストと要点の解説
・感染症の予防
第5回確認テストと要点の解説
・消毒
第6回確認テストと要点の解説
・環境衛生(環境保護)
第7回確認テストと要点の解説
・生活環境、食品衛生活動
第8回確認テストと要点の解説
・母子健康
・学校保健
第9回確認テストと要点の解説
・産業保健
第10回確認テストと要点の解説
・成人、高齢者保健
・精神保健
第11回確認テストと要点の解説
・地域保健と国際保健
第12回確認テストと要点の解説
・衛生行政と保健医療の制度
第13回確認テストと要点の解説
・医療の倫理と安全の確保
第14回確認テストと要点の解説
・疫学
第15回期末試験とまとめ(試験のフィードバック)
試験と、試験のフィードバック、これまでのまとめについて講義を実施します。