新聞の読み方・使い方Ⅱ
担当者増渕 達夫教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [自己啓発支援科目(短大)]
科目ナンバリングCAE-111

授業の概要(ねらい)

 新聞は、私たちが社会の動きを把握し、様々な判断を行うために、極めて重要な資料である。この授業では、提示された新聞記事の内容要約等の演習に取り組むとともに、記事の背景に関する講義等により、当該の記事の内容を正確に理解し、主体的な情報活用能力や判断力、表現力等を育成する。

授業の到達目標

(1)新聞記事の内容を、指示に従って要約できる。
(2)新聞記事の内容について、その背景などを踏まえて理解し、他者に説明できる。
(3)新聞記事を活用して、社会的事象について、公平で中立的な観点から他者に説明するとともに、自らの見解を根拠をもって述べることができる。

成績評価の方法および基準

出席及び毎授業における演習(50%)、試験(50%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキストは使用しない。
参考文献「月刊 新聞ダイジェスト」(株)新聞ダイジェスト社

準備学修の内容

○ 授業では原則として、授業日の二ヶ月前の新聞記事を扱うため、その後の記事の動きは各自新聞等でフォローすること。
○ 日頃から新聞やテレビのニュース等を意識的に見るよう心がけること。
○ 自分の見解を述べる際には、新聞等の報道内容を踏まえて根拠を明らかにする。

その他履修上の注意事項

○ 授業では、毎回、複数の新聞記事の要約等の演習を行い、それを提出してもらうため、遅刻や欠席は平常点に大きく影響する。学生には、主体的に授業に参加することを求める。
○ 毎回、新聞記事の要約等の演習を行うため、授業内で取り組む内容が多いことを想定して受講すること。
○ 新聞報道の動向によっては、次に示す「7 各回の授業内容」を変更する可能性がある。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
講義「新聞記事の活用について」
第2回2019年7月の新聞記事について(主として教育に関する内容)
(1)指定された記事の内容要約等の演習
(2)当該の記事に関する講義
第3回2019年7月の新聞記事について(主として職業選択や雇用・労働に関する内容)
(1)指定された記事の内容要約等の演習
(2)当該の記事に関する講義
第4回2019年7月の新聞記事について(主として金融に関する内容)
(1)指定された記事の内容要約等の演習
(2)当該の記事に関する講義
第5回2019年7月の新聞記事について(主として法律に関する内容)
(1)指定された記事の内容要約等の演習
(2)当該の記事に関する講義
第6回2019年8月の新聞記事について(主として福祉に関する内容)
(1)指定された記事の内容要約等の演習
(2)当該の記事に関する講義
第7回2019年8月の新聞記事について(主として地方自治に関する内容)
(1)指定された記事の内容要約等の演習
(2)当該の記事に関する講義
第8回2019年8月の新聞記事について(主として環境に関する内容)
(1)指定された記事の内容要約等の演習
(2)当該の記事に関する講義
第9回2019年8月の新聞記事について(主として科学技術や生命に関する内容)
(1)指定された記事の内容要約等の演習
(2)当該の記事に関する講義
第10回2019年9月の新聞記事について(主として情報に関する内容)
(1)指定された記事の内容要約等の演習
(2)当該の記事に関する講義
第11回2019年9月の新聞記事について(主として多文化共生に関する内容)
(1)指定された記事の内容要約等の演習
(2)当該の記事に関する講義
第12回2019年9月の新聞記事について(主としてグローバル化の進展に関する内容)
(1)指定された記事の内容要約等の演習
(2)当該の記事に関する講義
第13回2019年9月の新聞記事について(主として主権者教育に関する内容)
(1)指定された記事の内容要約等の演習
(2)当該の記事に関する講義
第14回2019年の主な新聞記事について
(1)ふりかえり
(2)講義
第15回試験と総括