地域メディア演習Ⅰ
担当者天日 隆彦教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [政治学科]
科目ナンバリングSEM-303

授業の概要(ねらい)

本演習は、地域メディアについての基本的知識を修得し、地域社会においてメディアが果たす役割について理解を深めることをねらいとする。実際に記事を読み、あるいは映像を視聴することを通して報道の論点を把握し、地域の問題解決の道筋を見出すことを目指す。報道のプロセスについて理解を深め、メディアリテラシーの向上をはかる。授業は発表とグループ討論を中心に進める。

授業の到達目標

①地域メディアの役割を説明することが出来る。
②報道の論点を正確に把握することが出来る
③地域が抱える諸問題について考察し、将来の指針を見出していくことが出来る。

成績評価の方法および基準

レポート60%、授業への参加態度(発表及び討論)40%。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『民主主義は支えられることを求めている!』瀬川至朗編著早稲田大学出版部
参考文献

準備学修の内容

各回の報告担当者は発表に向けた準備(調査、パワーポイント作成)を行う。担当者以外の学生は、教科書や配布資料を事前に読み、論点・疑問点を整理しておく。

その他履修上の注意事項

日頃から新聞記事によく目を通しておくことが望まれる。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション・発表の分担
地域メディアとは
第2回事件・事故報道の現場
第3回裁判報道の現場
第4回災害報道の現場(石巻日日新聞の事例を素材として)
第5回「武漢封鎖」を伝える(討論)
第6回沖縄県知事選とファクトチェック(発表、討論)
第7回かんぽ生命不正販売問題報道(発表、討論)
第8回福島第一原発の作業員を追い続けて(発表、討論)
第9回イージス・アショアずさん調査追及報道(発表、討論)
第10回家族内事件を通じて家族の変容を伝える(発表、討論)
第11回富山市議会「腐敗の構造」追及報道(発表、討論)
第12回選挙報道の現場
第13回知識の整理(オンライン)
第14回地域メディアの課題
第15回全体のまとめ