担当者 | 宋 宇 | |
---|---|---|
学年・開講期 | 2年次 前期 [経済学部 地域経済学科] | |
科目の種類 | 演習系科目 | |
区分・単位 | 必修 2単位 | |
科目ナンバー | 8E201 |
当ゼミナールは、日本の国家財政のことや課題などを確認しながら、地方財政との関係、そして、自分が住んでいる地方自治体の財政状況を知り、自発的に地域が抱えている問題を発見し、さらにその解決策を考えてみることを主たる活動目的とします。演習Ⅱと一体になって、財政についての基本的な文献を読みつつ、ゼミ生の関心問題に従って、検討課題を設定します。
「演習Ⅰ」では専門科目の財政学、地方財政学に入る前の基礎知識を確認しながら、漸次に専門知識に入ります。ゼミ内の討論、専門書の輪読、合宿の形でゆっくりと丁寧に実施していきます。毎年、取り組むゼミの共通テーマが異なります。ゼミ選考の際に確認してください。
この演習はDP1、DP2、DP3に関する総合力を身につけます。
身近な財政、地方財政問題について関心をもち、自分で調べ、さらに知りたいという意欲があるように目標としています。思考力を高め、物事に対して「なぜ、どうして?」と問いかけることができるようにします。
・ゼミ活動のかかわり&取り組み(50%)、課題完成度(50%)
(注)基本的に無欠席が成績評価の前提とします。
・フィードバックの方法
①夏休み中、ゼミ合宿を行い、輪読内容についてフィードバックを行います。
②必要に応じて個人面談を行い、フィードバックします。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | (2019)『ゼロからはじめる経済入門―経済学への招待』(最初の輪読書) | 横浜国立大学経済学部テキスト・プロジェクトチーム[編] | 有斐閣 |
参考文献 |
予習:1時間半程度
授業内で告知した次回の内容を事前に目を通し、読み終わった直後の感想をメモ帳に記入します。輪読の担当者はレジュメを作成し、検討課題、疑問点を用意してきてください。
復習:1時間程度
ゼミ活動で得られたことについて、適宜にメモ帳でまとめ、最後のレポートづくりの材料になるように記録を取る習慣を身につけましょう。
・基本的に毎回の出席が求められます。特に輪読の担当者が欠席される場合、大きなペナルティーになります。
・ゼミ形式のため、人数や進行レベルにより、授業計画のズレや修正があります。
・3年宋ゼミとの合同ゼミ、または合同合宿があります。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | ガイダンス―自己紹介、進行の説明、今後の進め方について(必ず出席してください。) |
第2回 | イントロダクション&討論グループワーク&ディベート 租税って何?税は悪、取られ損なのか?+昨年、宋ゼミが学科雑誌への投稿論文 |
第3回 | 輪読とは?輪読の見本 輪読の担当者決め |
第4回 | 輪読と発表①:担当者A 本の流れに沿って、担当を決め、輪読者は担当箇所を読み、理解したうえでレジュメを作成し、議題の提起を用意します。他のゼミ生は事前にその内容を読み、輪読者と討論できるように準備します。(以下同様) |
第5回 | 輪読と発表②:担当者B |
第6回 | 輪読と発表③:担当者C |
第7回 | 輪読と発表④:担当者D |
第8回 | 輪読と発表⑤:担当者E |
第9回 | 小括、各自のまとめ、関心問題への整理(具体的には、輪読した本の全体的なまとめ、感想、またはこれまで議論してきたことの整理となります。その後、ペアを作り、相手のまとめを報告してもらいます。報告後、相手の意図を伝わったかどうか、ゼミ生と一緒に評価します。そして、おもしろい点について、さらにディスカッションしていきます。) |
第10回 | 輪読と発表⑥:担当者F |
第11回 | 輪読と発表⑦:担当者G |
第12回 | 輪読と発表⑧:担当者H |
第13回 | 合宿の準備①ーグループワーク:討論、報告テーマの設定 |
第14回 | 合宿の準備②ーグループワーク:報告内容の作成 |
第15回 | 合宿先のアンケート調査の作成 |